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こんばんは☾ 謝敷です
大学院にて東洋医学のエビデンス形成に取り組んでいることもあり、
「そもそもEvidence based medicine:EBMとはなにか」、
「現在紹介されている鍼灸のエビデンス」
について、今後、こちらのブログを通してご紹介していきたいと思います!
と言いましても、私自身、まだまだ勉強中ですので、
誤り等ございましたら、ぜひご教示頂ければと思います。
実はEBMについては、この清明院スタッフブログにて、すでに14回連載されており、
私もありがたく勉強させて頂きました。
エビデンスとはなにか、またそのための研究手法等が分かりやすく連載されています。
過去のEBMブログは→こちら。
これから数回は、EBMという言葉の誕生と、
これまでの経緯を振り返りながら、
簡単にEBMの概要について説明させていただこうと思います。
『「EBM(根拠に基づいた医療)」について(その1)』にも記載がありますが、
EBMという言葉が初めて使用されたのは、1991年に発表された論説からのようです
→全文はこちら。
この論説は、以下の小説のような設定から始まります…
**********
“疲労を主訴とした70歳の男性の診察。
初回検査では、ヘモグロビンの値が90g/L であることが分かり、
医師は「鉄欠乏性貧血」を疑っている。
この医師は今後どのようにこの男性への治療をすすめていくか…“
**********
興味深いですね…
そして「これまでの方法」として、以下のような説明が書かれています。
**********
この医師は、研修時に見たときの医師と同様に、追加検査を行う。
その結果が「鉄欠乏性貧血」の基準と一致していれば、鉄欠乏性貧血の治療を行い、
矛盾していた場合は、同僚や上司、専門家に聞くか、教科書などを見るなどして、
どのように診断するか検討する…
**********
そのうえで、「これからの方法」として、EBMの実践が紹介されるのです!
EBM的な検討の仕方とは…@v@
来週につづきます!
<参考文献>
・Guyatt GH. Evidence-based medicine. ACP J Club. 1991;114:A–16.
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