東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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2023.01.08

 

 

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こんばんは。土元です。

 

 

 

本日は気持ちの良いほどの快晴に恵まれましたが、放射冷却の影響で日が暮れるとかなり冷え込みが厳しいですね。

 

 

 

日中はぽかぽかと陽気が感じられただけに、一層寒さが身に沁みます。

 

 

 

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 

 

 

明日は成人の日ですね。

 

 

 

2000年から始まったハッピーマンデー制度の導入により、成人の日は1月の第2月曜日となり、その年の暦によって日付が変わるようになったのですが、それ以前は1月15日とされていました。

 

 

 

この由来は伝統的に元服の日が小正月といわれるこの日であったことにあります。

 

 

 

さかのぼれば奈良時代にはもう、この日を成人の証を立てる日としていたようですね。

 

 

 

江戸時代には男性も女性も元服と呼ぶようになりましたが、それ以前ですと女性の場合は裳着、という儀式が行われていました。

 

 

 

地域や時代によって違いがあるのですが、元服は15歳で迎えるのが一般的でした。

 

 

 

現在の成人は18歳ですから、少し開きがありますね。

 

 

 

その社会の成員として認められるようになるための通過儀礼というのは、社会や文化によって異なります。

 

 

 

例えばアフリカのマサイ族の場合ですと、男子はライオンの雄を狩ってくることが一人前の証明となるわけです。

 

 

 

私がマサイ族の産まれだったら、成人にはなれなかったかもしれませんね。

 

 

 

日本においても、元服を済ますということは戦闘要員としてカウントされるという意味合いを含んでいました。

 

 

 

社会の構成員として認められるということは一人前の責任を務めるということだったのです。

 

 

 

平和な時代の成人で本当に良かったと思います。

 

 

 

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