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こんばんは、下里です



突然ですが、みなさまふだん「縫い物」ってされますか？
 
 

わたしは手縫いでは白衣のボタン修繕かダンスの衣装のお直しくらいはしますが、


あとは全てミシン頼みですし、それも頻繁ではありません



とにかく「着れればいいわぁ」と思っているので、あんまり、綺麗に縫うのは得じゃないです。



しかし、往診させていただく患者さんのなかには、和裁洋裁何でもござれ、服は全てお手製でした！というスゴい方もいらっしゃいまして、



最近は往診中にちょっとした縫い方のコツとか、糸、布の始末のしかたなんかを教えてくださいます。



学校では習わない、教科書には載っていない、スタンダードでない「おばあちゃんの知恵」、
お家で試してみると確かにカンタン！とかナルホド！あらきれい！ということが多いです



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大学時代の友人から、「患者図書室」なるものを教えてもらいました。


「設置広がる「患者図書室」　「知りたい」に応えて」：MSN産経ニュース


自分や大切な人が病気になったとき、「なんとかよくしたい！」という気持ちは多くの人が抱くもの。


病気と向かい合うためには、まず、置かれた状況を把握し受け入れ、どこかに足をつけることが必要です。



その為に欠かせないのが情報収集。

しかしインターネットやマスコミから得られる情報の信憑性は？なかなか自分で判断できるものではないのかもしれません。


そんな「わかりやすく、できるだけ信憑性のある情報を得たい」という患者さんのために、病院などの医療機関中心に図書室の開設が少しずつ広まっているそうです



こちら↑の記事で紹介されている都内の図書室は、病院の外来・入院関係者のみに利用が限定されているようですが、


今後どんどん裾野が広がっていくといいですね




ただ、臨床の現場にいると、情報にふりまわされすぎて目の前の症状を把握できなくなってしまっている方にもお会いします。


先の「おばあちゃんの知恵」ではないですが、やはり経験や生きた知恵がものを言う場面はある。

実際に医療機関に相談する、そして鍼灸であれば触れる、治療家の五感をフルに活用した診断を受けることで見えてくるものも沢山あります。



たくさん調べたけれど、結局置かれた状況がわからない？逆に情報で自分たちを追い込んでしまった、もしかして、、、思い込みかもしれない



など、悩んだときには
思いきって相談したほうが、活路が拓けるかもしれません。



自分も、相談してもらえる、してよかったと思ってもらえる、鍼灸師としての頼り甲斐をアップすべく、精進です


話を聞いてもらってよかった、とか、そういう安心感を大切にしつつも、それだけじゃなくて


困ったときにパッと思い浮かぶような、、、。


自分の尊敬する先生たちのように。

 

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