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2013.04.11
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新年度に入り、気慣れないリクルートスーツや制服姿の学生さんがまぶしいですね!
ところで、学生服やスーツってホコリや髪の毛、動物の毛など目立ちますよね。
フケなんかも、けっこう目立ちます
10代の頃は特に皮脂が多いので、ある程度は生理現象ですが、「青春のシンボル」といわれるにきびのように、
生理現象であっても本人は気になるものだったりします。
東洋医学的には「脱頭皮」といわれ
やはり正常な頭皮でも少量ある生理現象とされています。
繰り返し、なかなか治らない「体質」だ~と治療を考えない方もいらっしゃるかもしれません。
が、「体質改善」とえば東洋医学の得意とするところ・・・
あまりにフケの量が多い場合は「頭皮脱屑(とうひだっせつ)」といい、病理としてとらえます。
『症状による中医診断と治療』では
「被髪頭部から落屑し、粃糠状で乾燥もしくは脂漏性で、びまん性・散在性に脱落・新生する」
と定義し、
弁証類型として
風熱化燥、(風邪が停滞して皮膚をカラカラに乾燥させる)
湿熱生風、(長期間にわたり体内で余分な水分と熱が結びつき、暴れている状態)
血熱化燥、(体の深いところに熱があり、血を干からびさせてしまう)
毒邪浸淫、(毒邪が毛孔から侵入し皮膚を犯す)
が挙げられます。
多くは体の中の余分な「熱」の問題と考えます。
体の外からきた「邪」を祓う、もしくは臓腑気血の調整を行い、余分な熱を生まないようにすることで、治療を行っていきます。
体の中からドンドン熱を生んでいる場合は、その改善ということになるので、
治療と合わせ食生活やライフスタイルの改善が必要になります。
西洋医学的にも、フケがある程度多いことはライフスタイルや体質、シャンプーなどの物理的刺激による皮脂と水分のバランスの乱れが原因とされ、
シャンプーや頭皮の洗い方、食生活の改善などが対処法として挙げられます
ただ、量が異常に多かったり、膿かさぶたが出るようだと頭皮湿疹の初期症状とされ、治療対象となります。
いずれにしろ、ライフスタイルを見直すことは必須になってくるものの、
「体質改善しか対処方法がないようだけれど、どうやっていったらいいかわからないなぁ」と、
そのままになっていることもあるかと思いますが、、
フケが多いことが、頭皮の問題だけでなく、体の異常のサインである場合もあるので
鍼灸治療で拍車をかけ、熱をとる、、、体の消火活動を手伝い、ほかの症状が出ないように体を整えていくこと、おすすめします!
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