東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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腹瀉(ふくしゃ)とは③

2022.11.01

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「腹瀉」の続きで、「熱結傍流の腹瀉」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
前回までのお話はこちら!
 
 
 
陽明腑実証の一形態で、熱邪と燥屎が互結したために生じます。
 
 
 
※屎(シ、くそ)…部首のシカバネに米で、食物を消化した後の便を表している。
 
 
 
原因は、2つあり、次の通りです。
 
 
 
1.外邪
…外邪が裏に入って化熱し、腸内の燥屎と結するもの。
 
 
 
2.少陰病
…少陰病が熱化して腑気を停滞させたもの。
 
 
 
傍流(ぼうりゅう)とは、本流から分かれた流れ、支流のことを意味しますが、上記のように、主となる病邪・病気がまず存在し、それによって生じた熱が腸内に影響を与えるという状態を表しているようです。
 
 
 
この場合、便秘した後に続いて悪臭のある水様便が始まり、腹満、腹痛と圧痛がみられます。
 
 
 
また、便に硬い糞球が混じる、気持ちよく排便出来ない、臍周囲の疼痛などの症候を呈します。
 
 
 
治法は、泄熱通腑を用います。
 
 
 
 
 
つづく
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店

『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 

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