東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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痰飲病機⑦

2022.07.18

 

 

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こんばんは。齋藤です。
 
 
 
 
前回の続きです。
 
 
 
 
前回の話はコチラ
 
 
 
 
 
前回までは、肺の宣降作用や、通調水道に関して書いてきました。
 
 
 
 
 
今回からは、腎の水液代謝を調整する機能に関して、書いていこうと思います。
 
 
 
 
 
「腎主水(腎は水を主る)」「腎主水液(腎は水液を主る)」と言われており、これには腎は体の水液代謝を受け持っています。
 
 
 
 
 
ここでいう水液代謝とは、水穀の精微から得られた津液を、全身の各臓腑組織に運び、各臓腑が代謝し、利用した後の廃液を体外に排出することが含まれています。
 
 
 
 
 
この過程は、腎の蒸騰気化作用によって推進されています。
 
 
 
 
 
腎の蒸騰気化作用とは?となりますよね。
 
 
 
 
 
次回から、まずは気の作用の1つである気化作用に関して、書いていこうと思います。
 
 
 

 

  

参考文献

『中医病因病機学』 主編:宋 鷺冰 訳:柴﨑 瑛子 (東洋学術出版社)

『鍼灸・漢方の名医になるための 気血弁証論治学』 編者:神野英明

『中医学ってなんだろう ①人間のしくみ』 著:小金井信宏(東洋学術出版)

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論編』 監修:藤本蓮風 編著:一般社団法人 北辰会 学術部 (緑書房)

『基礎中医学』編著:神戸中医学研究会 (燎原)

 

 

 

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