東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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世界一栄養がない野菜

2013.08.07

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こんばんは、下里です



今週は、またまた暑いですね!

こうも暑いと、いまいち食欲が・・・




スーパーに買い物に行くものの料理する気になれず、食料品売り場でただ涼んでしまっている自分がいます


ついつい手軽で食べやすい冷たいものに手が伸びそうになります。



中でも「きゅうり」はさっぱりとして、手軽に食べられる夏野菜の一つではないでしょうか??



味噌をつけたりして、冷やして食べるとおいしいですね。



インドやヒマラヤ地方原産であるきゅうりは「胡瓜」、と書き、「胡(こ=中国から見て西域)の瓜」という意味だそうです。



その90%を水分が占めるために、実は、「世界一栄養がない野菜」という野菜として名誉だか不名誉だかよくわからない名目でギネス登録されているそう。




しかしそんなきゅうりにも、漢方的に見た効能はあるようで。。。



体の熱を冷ます、利水効果、などがあるそうです。



上記は西瓜や、冬瓜などウリ科の植物に共通してあげられる性質のようですね。



ただし、きゅうりの性質は「寒」ともされるように、多食すると逆に体を冷やしてしまう危険性も。


また、現代の栄養学的に見ると生食はビタミンC酸化酵素がふくまれているため、ビタミンCを同時に摂取したいときには加熱や酢漬けにするのが望ましいのだとか。


院長も先日良かれと思って・・・ という記事で養生の間違いについて触れられていましたが


「体を冷やしてくれるから夏場にぴったり!」

「生野菜サラダをたっぷりたべてビタミン摂取!」


という目的と食べ方が必ずしもそぐわない場合がありそうです。



と、いうことで冷えたきゅうりもおいしいのですが、そればかりで内臓に負担をかけると秋冬に大変なことになりますので今回は温かいものを!作ってみました。



(・・・実は冬瓜がなかったので胡瓜で代用してみただけなのですが。)



【きゅうりと蛤のスープ】

・皮をむいて乱切りにした胡瓜を串が通るまで煮る
・鶏がらスープの素と蛤、ネギとショウガの千切り、塩一つまみを加えて灰汁をとりながら蛤の口が開くまで煮る

以上。



きゅうりのスープははじめて!


どんな味かしら、わくわく







・・・・・




うーん、青臭い。





失敗でしたかねぇ。



やっぱりこれは冬瓜のための料理ですかねぇ



蛤と一緒に食べるとさほど気にならなかったのですが。




後でいろいろ調べてみたら、種の部分をとって料理すると青臭くないようです。


しかしおそらく種の部分をとってしまうと効能は減ってしまいます。


悩ましい。


また、調べたところきゅうりとヨーグルトの冷製スープというレシピはたくさん出てきました。


うわぁ美味しそうやけどめっちゃ体冷やしそう。(トルコ料理のようです。)



今回はあまり成功ではな方ですが、また、懲りずに加熱して食べてみたいと思います。



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