東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

畏悪風寒 (いおふうかん)とは③

2022.05.31

 

 

清明院では現在、求人募集しております。

募集内容の詳細はこちら

 

 

**********************************************************************************************
      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

  ↑↑↑        ↑↑↑
こちらを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>

クリックしていただくと、ランキングポイントが上がります!!
**********************************************************************************************

 

 

こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は「畏悪風寒:いおふうかん」について、続きのお話していきたいと思います。
 
 
 
前回のお話はこちら
 
 
 
本日は「陽盛格陰と陽虚陰盛の悪寒」についてお話します。
 
 
 
いずれも悪寒と四肢の冷えがみられる点は同じですが、病因病理は異なります。
 
 
 
陽盛格陰の悪寒は、熱邪が裏に深伏して陽気を体内に閉鬱し、陽気が外部に達することが出来ないため、引き起こされます。
 
 
 
特徴は、「熱極まれば寒に似る」の症候で、悪寒、四肢の冷え、脈沈は「仮寒」にすぎず、
 
 
 
口渇強く、喜冷飲、胸腹部の灼熱感、尿の色が濃い、便秘、舌質紅、舌苔黄といった「真熱」が主体になっていることです。
 
 
 
基本的病態は、陽熱が内に盛んな状態で、陰寒を外に格しているということです。
 
 
 
陽虚陰盛の悪寒は、過労による内傷や慢性病による消耗で、臓腑の機能が衰えてしまい、陽気が衰弱して、陽気が陰液を制限することが出来なくなり、陰寒が生じたものです。
 
 
 
特徴は、身体が怠く無力、息切れ、懶言などの気虚の症候と、
 
悪寒、四肢の冷え、尿の色が薄い、泥状〜水様便、舌質淡、脈遅などの陽虚の症候がみられることです。
 
 
 
つづく
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 上』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 

読者の皆様、1日1回、こちらをそれぞれ1クリックお願いします!!

 

にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

 

 

「エキテン」清明院サイト

 

 

清明院オフィシャルホームページ(PC)

 

 

関連記事: 樫部

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ