日本未来館見学②

2022.04.03

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こんばんは。土元です。

引っ張り出した冬物の衣服がまだ仕舞えません。

お寒い日が続きますが、開花したサクラが散らずに保てているともいえますので、せっかくですから楽しむことにしております。

雨中の花見もおつなものです。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

前回の記事の続きです。

前回の記事はコチラから。

日本未来館では日本の誇る科学技術の先端について学ぶことができます。

それぞれのテーマについて深く掘り下げているわけではありませんが、現在の時点でどのような研究がなされているか各分野について横断的に知ることができるのが魅力ですね。

これから様々な知識を身に付けていくであろう子どもたちにとって良い展示だと思いますし、外国の方なら日本のテクノロジーを俯瞰できますので、やはり有意義な時間が過ごせると思います。

さて、そんな日本未来館で私の印象に強く残った展示をご紹介します。

それは『AKIRA』の音という常設展示です。

1988年に公開されたアニメ映画『AKIRA』のことはご存じでしょうか。

2020年に開催される予定の東京五輪を予見していた、として一時期話題になりましたね。

あるいは映画『レディ・プレイヤーワン』でヒロインの駆るバイクを観た方もおられるでしょう。

この展示はその映画の音楽についての解説です。

日本未来館でなぜ、アニメ映画の音楽の展示がなされるのかというと、音楽制作を担当した山城祥二さんが本名を大橋力という科学者であることに由来があります。

実際にぜひ映画を観ていただきたいのですが、とても特徴的な音楽で、のちの攻殻機動隊やジブリ映画など、多くの映画音楽に影響を与えています。

その作曲の手法や、取材方法について解説しながら、実際の映画の映像と合わせて音楽を聴くという展示となっております。

これは事前に映画本編を観てから、展示に触れるのがおすすめです。

そして、その後にもう一度映画『AKIRA』を観たくなることでしょう。私のように。

個人的に、とても印象に残る良い展示だと感じました。

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