東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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2022.03.15

 

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
 
本日は前回の続きで、「排便状況とその意味」について、お話していきたいと思います。
 
 
 
 
前回のお話はこちら
 
 
 
硬くて臭いが強いものほど実熱傾向にあり、程度が重くなると、大便秘結し、腹脹、腹満や腹痛が強く出るのが特徴です。
 
 
 
 
その後、下痢をするとスッキリして、疲労感が出ないことも確認することで、虚というよりは実であることが確認できます。
 
 
 
 
水様下痢で臭いが無いものは虚寒を示し、排便後に倦怠感が出現するものほどであると言えます。
 
 
 
 
1日のうちに複数回排便したり、細切れの状態で出たり、不消化であったり、逆に数日間全く排便が無いのに腹満や腹部膨満感がないものは虚証とされています。
 
 
 
 
東洋医学的にお身体の状態を診るために、大便の性状排便感覚についても細かく聞いていきます。
 
 
 
 
正常な便は、有形で適度な潤いがあり、茶褐色でバナナのように一本に繋がっており、水に沈みます。
 
 
 
 
便器に便がねっとりつく場合は、さらっとして便器につかない場合は、便が緩んでいて柔らかい場合は虚寒とされています。
 
 
 
 
コロコロとした兎糞状の便が出る場合は陰虚、色が黒い場合は瘀血である可能性が高くなります。
 
 
 
 
排便感覚から、虚実寒熱を確認することが出来ます。
 
 
 
便が硬くて出づらい場合は、一般的にとされています。
 
 
 
下痢では、排便時に肛門に灼熱感があり、臭いがきつい場合は
 
 
 
 
逆に排便時に肛門に冷感があり、あまり臭わない場合はと判断する材料の一つとなります。
 
 
 
 
排便後に疲れる場合は正気が弱っており、スッキリする場合は正気は充実していて実邪が排出された状態と言えます。
 
 
 
 
 
【参考文献】
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
 
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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