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こんばんは、森岡です(^_^)


なかなか降ってます。 

明け方から降り続く雪。


朝から晩まで１日以上雪が降り続けるなんて、僕の記憶の中ではあまりないです。


去年の大雪だって朝から降ってはいなかった。


東京都心では現時点で積雪が１０ｃｍ越え！！


１６年振りだか、２０年振りだからしいですね。


先程、道を歩いてましたらこんな風景(>_<)





























もうこれ、雪国でみるやつです（笑）


僕はスノーボードをするのですが、もう歩くのが嫌になり本気でボードを出そうか迷うくらいです（笑）


（・・・そっちの方が確実に移動が早いですし。）



しかし、、、


こんな日も朝からしっかり往診に行ってきました！！


なぜかというと、電車は止まるかもしれませんが、病は止まってくれないからです。


こういう時に行くことで患者さんとの信頼関係は深まり、それは安心感にもつながったりして、いざという時に頼ってくれるようになったりします。


ですから、迷わず行きます。


さすがにバイクは封印し、久しぶりの電車移動も気分が変わっていいものです。


ただ、しばらくは電車がメインになるかなぁ～。



今日、雪空を歩いてて思ったことは「風」って”やっぱり曲者”だなってことです。


午前から昼くらいまでは雪道を一生懸命歩いていると、身体が温まり、結構暑いくらいでした。


しかし、それも昼過ぎまで。


昼過ぎから強い風が登場すると、一気に体感温度は低下し、歩いていても体は温まらない・・・。


それどころか冷えてきます。



東洋医学では自然界の通常の気象変化を「六気」といって大きく六種類に分けます。


その中の一つに「風」があります。


「風」と呼ばれるものはあくまで生理的なもの。


つまり、気象の自然な変化で人体に悪影響を与えるものではありません。



しかし、この風が過剰になると人体に影響を及ぼす、


「六淫（りくいん）」のなかの１つ「風邪（ふうじゃ）」に顔を変えます。


（六気や六淫に関しての詳しい内容は院長ブログやスタッフブログを参考にして下さいね☆）



今日の午後から吹いてたのは、まさしくこの「風邪」。



そしてこの風邪は「百病の長」とも呼ばれ、様々な病気を引き起こす原因を作り出し、


その他の六淫と合併し人体を侵襲します。


言ってみれば、六淫の親玉みたいなところがあります。


今日はもちろん冷え込みが非常にきついので六淫の「寒邪」が旺盛になっております。


ここに風邪が追い打ちをかけるように登場し、寒邪とくっつき「風寒邪」となると非常に人体を侵襲しやすくなります。


これには一つに、風邪の特徴でもある「開泄性」が大いに関わっていると思います。


人体を六淫から守ってくれている気の一種である「衛気（えき）」をこじ開け、吹っ飛ばしてしまうのが「開泄性」の特徴です。


衛気がこじ開けられると、それは戦であれば”城壁が敵方に突破”されたようなもの。


どどーっと一気に相手が城内（体内）になだれ込みます。



こうして色々な病気が発症してしまうのです。



現代西洋医学における脳血管障害（脳梗塞や脳卒中など）は、


別名「中風（ちゅうふう）」なんて呼ばれたりします。


「中」というのは「当たる」の意です。


ですから、中風は「風に当たる」ということで、風邪に人体が侵襲された時に発症したりします。



脳血管障害までをも引き起こす風邪、曲者ですね～、怖いですね～。



今日は風寒邪に侵襲されないように室内を温かくして、オリンピック見ながら、明日の都知事選に備えよ～っと。



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