東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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お小水が出づらい②

2021.10.14

 

 

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こんばんは!樫部です。

 

 

 

本日は前回の続きで、「癃閉」の弁証分類について、お話ししていきたいと思います。

 

 

 

前回のお話しはこちら!

お小水が出づらい

 

 

 

癃閉の弁証分類は主に7つあり、病因はすべて内傷に分類されています。

 

 

 

1.下焦湿熱

 

 

 

湿熱が膀胱に停滞しているか、他臓から膀胱に熱が移り、湿熱が膀胱の気化を失調させることで癃閉が起きます。

 

 

 

この場合、排尿困難に加えて、排尿痛、頻尿、尿意切迫、排尿時の灼熱感、口苦、口渇があるが飲みたがらないといった症状がみられます。

 

 

 

2.肺気壅滞

 

 

 

これは、症状は下焦に出現しているものの、病因は上焦にある状態です。

 

 

 

肺は水の上源であるため、何らかの原因で肺気の粛降が障害されることで、水道通調が障害され、影響が下焦に及んで癃閉を生じます。

 

 

 

尿閉に加えて、胸苦しさ、咳嗽、呼吸切迫、息苦しさ、便秘といった症状を伴います。

 

 

 

3.脾虚気陥

 

 

 

脾虚体質、過度の労働、飲食不節による中気の消耗など、脾気が虚すことにより中気下陥になり、排尿に必要な力がなくなると発症します。

 

 

 

排尿困難に加えて、疲労感、息切れ、食欲不振、腹脹して苦しい、下腹部が下垂するように脹る、泥状便がみられます。

 

 

 

残り4つの分類については、長くなってしまいそうなので、次回のお楽しみということで!

 

 

 

つづく

 

 

 

 

【参考文献】

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』

藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房

 

『症状による中医診断と治療 下』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

『基礎中医学』

神戸中医学研究会、燎原書店

 

 

 

 

 

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