東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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パラリンピック1964より

2014.03.05

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こんばんは渡辺です



もうすぐ、パラリンピックが開催されますね


今回は、湧き出る疑問にゴールが見えない「むくみ」シリーズ(笑)をお休みして、



「パラリンピック」をきっかけに、考えたことを書きます。



先日、1964年に東京で開催されたオリンピック後の大会が、「パラリンピック」という名称を初めて使ったのだという話を聞きました。



そもそも1948年にイギリスの病院で、リハビリの一環としてロンドンオリンピック開催日にスポーツ大会が開かれたことがルーツだというパラリンピック。



1985年にIOCが「Paralympics」という名称を採用してからは、さまざまな障がいを持つ方が大会に参加することから



「Paralell(平行)」なオリンピックとして、オリンピック開催後、同じ土地で開催されるようになりました。



まだ、「パラリンピック」が大々的な大会となる前、1964年。



このときは、対麻痺を意味する「paraplegia」と



「Olympic」を組み合わせた造語として、「パラリンピック」の名称がつかわれました



資金集めが難航していた中、「パラリンピック」という親しみやすい造語ができたことで注目され



資金が、ボランティアが集まり、無事開催に至ったということです。



言葉一つで、同じ物事が親しみやすくも、疎遠になったりもする。



それは、物の名前に限らず、ふだんの会話にも言えることですね。



臨床をしていると、わたしは言葉選びに本当に迷います。



つい口から言葉がついて出てしまうこともある、



ときには考えすぎて、裏を読みすぎて、まっすぐ受け止められないこともある。



あとで反省することもとても多い。



一度口から出してしまった言葉は取り消せない



だからといって何も言わないわけにいかない。



正解がない世界ですが、だから面白いとも思う。



相手の方への影響を考えながら、自分を成長させていきたい分野です。




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