東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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眠れない②

2021.06.26

 

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こんばんは!樫部です。
 
 
 
本日は前回の続きのお話しをしていきたいと思います。
 
 
 
前回のお話はこちら!
 
 
 
 
5.肝胆鬱熱
 
 
 
悩みや怒り、焦りによって肝鬱化火した邪熱や、飲食不節によって生じた邪熱が肝胆に影響すると、
 
 
 
肝胆に邪熱が鬱滞し、火熱が心神を擾乱して失眠を生じます。
 
 
 
この場合は、浅眠多夢という特徴があり、
 
 
 
イライラ、易怒、胸脇部の脹痛、口苦、善太息というように肝胆の異常を思わせる症状や、
 
 
 
目の充血、尿が濃いという熱所見がみられます。
 
 
 
6.痰熱擾心
 
 
 
脾の運化機能が低下していたり、飲食不節があったり、熱邪が裏に入ったりすると、
 
 
 
痰熱が生じて、心神が擾乱して不眠になります。
 
 
 
この場合も浅眠多夢となりますが、
 
 
 
胸苦しい、痰が多い、眩暈、悪心、吐き気、口粘、口苦といった痰熱を思わせる症状がみられ、鑑別に役立ちます。
 
 
 
7.心火亢盛
 
 
 
極度の心労や煩労によって心陽が高ぶって心火となり、心神が擾乱して不眠となります。
 
 
 
この場合、不眠多夢に加え、動悸、胸中の煩熱、煩躁、口内炎、舌尖のピリピリとした痛みがみられます。
 
 
 
心火が小腸に下注すると、尿黄短赤、排尿痛、排尿困難といった症状もみられます。
 
 
 
8.余熱擾膈
 
 
 
温熱病の後期にみられ、邪熱が取りきれず残っていると、心神を擾乱して不眠を生じます。
 
 
 
この場合は、じっとしていられず寝付けないという特徴があり、
 
 
 
焦燥感、胸の詰まり感、胸焼けもみられます。
 
 
 

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失眠に関してのお話は以上です。
 
 
 
次回は「食欲不振」について、お話ししていきたいと思います。
 
 
 
 
 
【参考文献】
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 理論篇 』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『鍼灸臨床能力 北辰会方式 実践篇』
藤本蓮風 監修、(一社)北辰会 学術 編著、緑書房
 
『症状による中医診断と治療 下』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
『基礎中医学』
神戸中医学研究会、燎原書店
 
 
 
 
 
 

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