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こんばんは。齋藤です。
年が明けてあっという間に中旬になってしまいましたね。
時は金なりですね。
前回の続きです、
前回の話はコチラ。
今回は、難経六十五難に関して、書いていこうと思います。
以下、原文になります。
「六十五難曰、経言所出為井、所入為合其法奈何。然所出為井、井者東方春也。萬物之始生故言所出為井也。所入為合、合者北方冬也。陽気入蔵故言所入為合也。」
以下、訳文になります。
「六十五難に曰く、経に言う。出ずる所を井と為し、入る所を合と為す。其の法奈何に。然るに、出ずる所を井と為すは、井は東方春也。萬物の始生、故に出ずる所を井と為すと言う也。入る所を合と為すは、合は北方冬也。陽気の入蔵す、故に入いる所を合と為すと言う也。」
経絡中の経気の運行が井穴から流れ始め、合穴に至った後に内に入る事を説明しています。
季節の移り変わりの順序に基づき、春と冬に例えて、経気が五穴の範囲を循行する状況を説明しています。
続く。
参考文献
『難経解説』 南京中医学院=編 戸川芳郎=監訳 浅川要・井垣清明・石田秀実・勝田正泰・砂岡和子・兵頭明=訳 (東洋学術出版)
『難経の研究』 本間祥白=著 井上理恵=校閲 (医道の日本社)
『難経鉄鑑』 伴尚志=訳 広岡蘇仙=著 (たにぐち書店)
『ハイブリット難経』 割石務文=著 (六然社)
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