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おばんでございます、樫山です（･∀･）。



“嗜好品”といったら何を思い浮かべますか？

一般的にまず思い浮かべるのは、お酒とタバコではないでしょうか。



お酒もタバコも、摂り過ぎでの健康被害や、中毒性があったりして、どちらとも体にいいイメージではない部分があり、嗜好品＝体に悪いものというイメージを抱いてしまいます。



調べてみますと、嗜好品とは、



“栄養摂取を主要な目的とせず、風味や味、摂取時の心身の高揚感など味覚や臭覚を楽しむために飲食される食品・飲料や喫煙物のことである。”



と言うことです。



酒は百薬の長と言われますがもちろん飲みすぎれば体に毒ですし、タバコも体に害があることは明らかだと思います。



しかし、酒もタバコも摂取した時に、楽しくなったり、リラックスしたりして、摂り過ぎなければ精神的、また、それに伴い、肉体的にも良い面もあるのではないかと思います。



〇　　〇



患者さんと話をしていると、酒やタバコはやらないのになんでこんなに体調が悪くなったんだろう…と嘆かれる方がいます。



やはり酒やタバコは体に悪いものという認識があるのでしょう。



話をよく聞いてみると、ここのところ毎日のように仕事が忙しく、精神的なストレスも多く体がボロボロとのこと。



そんな時は必ず、甘いものを食べたくなり、たくさん食べてしまうとのこと。




食べると気分が落ち着いて、疲れも吹っ飛ぶ感じがして、無性に甘いものが欲しくなってしまうとのこと。



それを連日のように続けていたら当然体には良くありません。



ただ、先ほどの酒やタバコの時と同じように、甘いものを食べることによって、落ち着いたり疲れが取れる感じがしたりして、精神的にあるいは肉体的にある程度良い方向に作用したことは確かです。



他にも、辛いものが好きで、なんでも七味をかけてしまうとか、コーヒーが好きで一日何杯も飲んでしまうとか、炭酸が好きでとか、人によって様々な食事の習慣や癖があると思います。



なにも酒やタバコだけが嗜好品ではありません。



これら、甘いものや辛いもの、食べると精神的になにかしら作用するものはすべて嗜好品になります。



酒やタバコじゃなければ大丈夫なんてことはなくて、どんなものにも良い面もあるし、摂り過ぎれば体には害があるものです。



酒やタバコはやってないけど、なにか他に嗜好しているものはありませんか？



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