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こんばんは 浅田です
前回“後谿”という経穴名について書きました。
参照
今回は、“後谿”を経絡の流注から考察していきます。
“後谿”は手太陽小腸経上の経穴である為、手太陽小腸経を動かします。
手太陽経が“下脘”の処で小腸に属す為、小腸の腑に関与します。
この流注図を見てみると、手太陽小腸経には重要なポイントがいくつかあります。
1つ目は、“膻中”に流注していることです。
“膻中”に入って心を絡うことで、表裏関係である心との絡属関係を強化しています。
2つ目は、“大椎”に流注していることです。
手太陽小腸経が“大椎”に流注し督脈と交わる為、“後谿”は督脈の主治穴となっています。
3つ目は、“上脘”、“中脘”に流注していることです。
“上脘”、“中脘”に流注することから、胃を動かすことができると考えられます。
従って、経絡の流注から“後谿”について考察すると、手太陽小腸経を動かすことで、小腸はもちろんの事、心、胃、そして督脈にアプローチできると考える事ができます。
続く
参考文献
『臓腑経絡学』
『経穴解説』
『奇経八脈考』
2013.09.12
2013.11.14
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2016.06.08
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2012.08.24
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