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こんばんは、下里です
最近は、都内でも急な雨が多いですね
往診中は、雨具が手放せません!
濡れては、持ち帰って乾かし、濡れては、乾かし、の繰り返しです
生乾きで、何となくくさいのが難点ですが
贅沢は言っていられませんね!
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今日は気になるニュースがありましたので取り上げます
不妊治療の公費助成について今年5月から厚生労働省の有識者検討会による見直しの議論がされ、7月29日、体外受精の助成対象を「43歳未満」とする年齢制限などを設ける見解がまとまったと報告がありました。
不妊治療で体外受精などは保険が適用されず、費用(1回で30~50万程度)が全額自己負担となります。
現行制度では、年収730万円以下の夫婦に1回につき15万円まで、体外受精や顕微授精を受けた人に5年間、年2回(=最大10回)を上限に1回当たり15万円まで公費で助成されています。
所得制限のみで、年齢制限は設けていませんでした。
助成制度がスタートした2004年度の約1万7000件から、7年後の2011年度には約11万3000件まで増え、国の負担額は2011年度に98億7000万円。
助成を受けている対象者の年齢層が上がる中で、不妊治療1回の成功率が40歳で8%、43歳では2%といった調査結果や、高齢妊娠の場合妊婦や赤ちゃんへのリスクが高まることなどから、公的助成へ年齢制限の導入などが検討されていました。
当初は助成対象を「39歳以下」とする案が議論されていましたが、「40歳以上で治療を受ける人も多い」といった理由から、新たに「42歳以下」という案も検討され、今回の結論となったようです。
そのほか、「助成の回数を現在の最大10回から6回に減らすべき」「40歳以上で治療を始めた場合は3回まで」とする結論になりました。
今後厚生労働省では実施時期の検討がなされます。
かさむ医療費を前に、臨床データから治療の有効性や安全性で区切り、今回の年齢制限設定となったようです。
心情的にも物理的にも、取り残されてしまう方が、必ず出てきます
「もっとお金があれば」「もっと若ければ」「もっと健康なら」・・・・・
赤ちゃんを産めるかもしれない。
不妊治療のゴールを、妊娠、出産ただ一点に絞れば絞るほど
追い詰められてしまうということが、ありえます。
もちろん目標は赤ちゃんとの出会いだけれども、
それ以外の成果、心や身体の小さな変化
喜びも悲しみも
目を向けて分かちあって行けるのは
鍼灸師という立場で不妊治療に携わっているからこそであり、
またそれが役割の一つであると自分は思います。
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