東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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小児の夜尿2

2018.02.20

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前回は1.腎陽虚による小児夜尿症の原因を書きました。

 

 

 

小児の夜尿

参照

 

 

 

今回は、肺脾気虚による小児夜尿症です。

 

 

 

1.腎陽虚

 

2.肺脾気虚

 

3.肝経鬱熱

 

 

 

飲食物から摂取したエネルギーを生成できない状態である“脾気虚”と、

 

 

 

全身にエネルギーを巡らせる機能が低下した状態である“肺気虚”が合わさり、

 

 

 

身体の中の水分をコントロールして巡らせることができなくなる“肺脾気虚”という状態になり、小児夜尿症が起こります。

 

 

 

エネルギーが不足している為、水分を留めておくことができず、夜間に限らず頻尿になります。

 

 

 

疲れやすく、動いたり、声を出したりするのが億劫になり、食欲不振、風邪を引きやすいなどの症状を伴います。

 

 

 

前回紹介した“腎陽虚”とは違い、冷えや寒気を伴わないのが特徴です。

 

 

 

よって、温める治療よりも、脾の臓と肺の臓の機能を高め、如何にエネルギーを効率よく生成できるかが重要になってきます。

 

 

 

成長や活動の源となるエネルギーが少ないと、大きく健康に育つことはできません。

 

 

 

小児の内から、東洋医学で体質を改善することをオススメします。

 

 

 

 

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