東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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丑の刻

2018.01.09

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こんばんは 浅田です

 

 

 

人間の生理的活動が最も低下するのは、午前1時〜3時だと言われています。

 

 

 

この午前1時〜3時は“丑の刻”です。

 

 

 

太陽の気は、巳の刻~未の刻に盛んになり、

 

少陽の気は、寅の刻~辰の刻に盛んになり、

 

陽明の気は、申の刻~戌の刻に盛んになり、

 

太陰の気は、亥の刻~丑の刻に盛んになり、

 

少陰の気は、子の刻~寅の刻に盛んになり、

 

厥陰の気は、丑の刻~卯の刻に盛んになる

 

 

 

と言われており、

 

 

 

太陰、少陰、厥陰の三陰が同じ時間に旺盛になっているのは、この“丑の刻(午前1時〜3時)”なのです。

 

 

 

三陰三陽については、

 

院長ブログ「三陰三陽」を含む記事

 

参照

 

 

 

 IMG_5209

 

(参考となる画像や図が無かったので、お恥ずかしいですが自分で書いてみました)

 

 

 

1日の中で一番陰が旺盛になる丑の刻は、心身を安静にして休息するべき時刻なので、丑の刻にはグッスリ寝ていないと陰が養われません。

 

 

 

「丑」という字には、「紐(ひも、からむ)」という意味があり、芽が種子の中に生じてまだ伸びることができない状態を表しています。

 

 

 

字の意味からも、丑の刻は体をジッとさせて、活動を控えるべき時刻だということがわかります。

 

 

 

寝るべき時間にしっかり寝なければ、活動すべき時間に活動できず、病を治す力を最大限発揮することはできません。

 

 

 

特に今の季節は、植物や動物が栄養を溜め込むかのように、余計な活動はせず、安静にするべき季節です。

 

 

 

自然界の陰陽に従った生活や睡眠を心掛けて、健康な心身を作りましょう。

  

 

 

 

ちなみに、

 

 

 

陰が極まった“丑三つ時(午前2時半)”は、オバケが出る時間とも言われています…。

 

 

 

オバケが出る前に早く寝ましょうzzz

 

 

 

 

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