東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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風邪に鍼灸⑤

2017.11.26

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こんばんは。上村です。

 

 

 

前回は、鬱火が原因の喉痛について書きました。

 

 

 

風邪に鍼灸④  参照

 
 
 
 
 今回は、陰虚による喉痛について書いていきます。
 
 
 
 
 
陰虚とは、陰が虚衰することによって、陽を抑制する機能(潤い、下降、平静さ)が低下し、相対的な陽気の亢進を引き起こす病的変化のことをいいます。
 
 
 
 
 
 
陰虚で虚火が上炎して咽喉を蒸灼するために、喉痛が起こります。
 
 
 
 
 
 
症状としては、咽喉部が乾燥し痛み、午後に疼痛が激しくなる、粘膜は暗紅色になる、口乾し水分を欲して、咽につまった感じがします。
 
 
 
 
 
ほてり、寝汗、微熱、目のかすみ、動悸、不眠、身体のだるさ、食欲低下、便秘、のぼせなど全身にも症状がでてきます。
 
 
 
 
 
正常であれば、陰陽のバランスが上手くとれていますが、そのバランスが崩れた時に身体に様々な症状がでてきます。
 
 
 
 
 
陰陽のバランスを崩す原因としては、体質として虚弱、食べ物の過食、肝火が亢進したり、高熱をだして陰液を消耗した場合や、慢性病、房事過多、過労、老化、睡眠不足などがあげられます。
 
 
 
 
 
治療としては、陰分を補い熱を抑えることで喉痛が緩解していきます。
 
 
 
 
 
 

次回は違う分類について書いていきます。
 
 
 



続く、、、

 
 
 
 

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