東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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ゆっくり食べるか、早く食べるか。②

2017.10.04

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こんばんは。二神です。(^0^)v

 

 

10月に入りここ数日は肌寒い日が続いています。

 

 

この時期は一日の中でも気温の変化が激しい為、服装もどんな格好でいればいいのかわからない方も

 

 

多いと思います。

 

 

その為、体調管理もより難しい時期なので皆さんも体調管理には十分に気を付けてください。

 

 

 

さて、先週の続きです。

 

 

先週は子供が食べるのが遅い原因をいくつかあげさせて頂きました。

 

 

 

1、物理的にお腹が空いていない。急いで食べることができない。

 

 

2、環境が食べることに集中できない環境にある。

 

 

3、単純に子供には急いで食べるという意識がない。

 

 

 

先週のブログは

 

 

→ こちら

 

 

今日は2から説明していこうと思います。

 

 

2に関しては簡単に言えば、テレビが付いていたり、自分が直前まで遊んでいたおもちゃが

 

 

目の前に広がっているなど、ご飯を食べること以外に意識が向いてしまうと、

 

 

どうしてもダラダラと食べてしまい、食事に時間がかかってしまいます。

 

 

では、どうすればいいのかというと、単純に子供が食事に集中できる環境を整えて

 

 

あげればいいという事になります。

 

 

食事の時は周りにおもちゃを置かない。テレビが付いているのならテレビを消すなど、

 

 

今やるべきことを食事というものに限定してあげることで集中してご飯を食べるようになります。

 

 

また、食事の前に行う行動をパターン化し習慣化させることで、これから食事が始まるんだという

 

 

意識が生まれ、集中して食事をとることが可能になります。

 

 

先ほどの話から例を挙げると、食事の前には必ずおもちゃの片付けを行う。テレビを消す。

 

 

その時に「これからご飯を食べるから」という声掛けも習慣化するまでは必要だと思います。

 

 

また、ご飯の後に一緒に遊ぶことなど、何か子供との約束事があれば、それが楽しみとなり

 

 

集中してご飯を食べるようになり、結果、食事を早く終えようとするようです。

 

 

3に関しては、元々子供は大人のように時間に追われていたり、予定に追われているなんて

 

 

ことはありません。

 

 

したがって、子供は急いで食べる必要もないですし、急いで食べようなんて考えていないのです。

 

 

ただただ、自分のペースで食事をしているにすぎません。

 

 

あくまでも早く食べてほしいのは親の都合なのです。(苦笑)

 

 

大人でも食事のスピードには個人差がありますが、子供は消化機能が

 

 

発達しきっていないために、余計に食事のスピードには個人差があり、

 

 

早くたくさん食べることが可能な子供もいれば、唾液や胃液などの分泌が少ない為に

 

 

食べることが遅く、少量しか食べれない子供もいます。

 

 

子供によっては、よく噛んで食べないとと唾液が分泌されず、食べ物を飲み込むことができず、

 

 

焦って食べるとむせたり吐いたりする子供もいるようです。

 

 

ただ、それでもある程度は食事をスムーズに済ませてしまいたいというのは親の正直な気持ちだと思います。

 

 

こんな時も習慣を身に付けるという事が非常に効果的です。

 

 

食事の時間は30分~40分に設定し、その中で食事を取るという事にし、習慣化させれば、

 

 

食事に集中し、早く食べることが出来るようになります。

 

 

また、時間内に食べることができた時は褒めてあげることも重要です。

 

 

子供は楽しいことに意識が向くのは当たり前です。

 

 

ですから、子供には食事は楽しいことというイメージを与えてあげることが何よりも重要なのです。

 

 

おもちゃよりも、テレビよりも食事が楽しければ散らかっていたり、テレビが付いていても、

 

 

子供は自然と食事に集中し、食事を優先させるはずです。

 

 

先週もお伝えしましたが、自己肯定感を高めて、食事というものが楽しいもの、自分にとって

 

 

得意なものという認識になれば子供はより食事に集中するようになります。

 

 

食事というものは生きるためには必不可欠なものですが、同時に子供とコミュニケーションをとる

 

 

大事な時間でもあります。

 

 

食事中、スマホをいじったり、テレビばかり見ていて家族と全く会話をしないなんて家庭は、

 

 

意外と多いのではないでしょうか。

 

 

せっかく毎日必ず食事をするのですから、その時間は意味があり、価値のある時間に

 

 

するべきではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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