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2017.09.10
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こんばんは。上村です。
9月に入り秋らしい季節になってきました。
朝晩の急な温度変化や、雨が降ってはすぐ止んでしまう日が続き、気候の変化に身体がついていかず風邪を引いてしまった方が今週は多いように感じました。
特に、この時期に気を付けないといけないのは秋燥病です。
秋燥病とは、秋の季節に燥邪の影響を受けて、肺系の症状を重点的にあらわす外感疾病のことをいいます。
熱に属するものは温燥といい、寒に属するものは涼燥といいます。
温燥は、秋の初めの気温が温暖な乾燥した時期に発生しやすいといわれています。
涼燥は、秋の深まった季節に多発し、特に雨が少ない晴天続きの乾燥した気候で、気温が低くなってきた頃に発生しやすいといわれています。
主な症状としては、口、鼻、唇、咽喉などが乾燥することがあげられます。
西洋医学でいうところの、感冒、インフルエンザ、急性気管支炎などが相当します。
次回は具体的な、症状や鑑別診断、治療について詳しく書いていきたいと思います。
続く
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