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こんばんは。二神です。（＾０＾）v


台風などによる影響で数日は雨が続きそうです。


こんな日は往診事業部のスタッフはカッパなどの雨具を着て


往診に向かいます。


体が雨に濡れてしまうことによる体調の悪化も十分に考えられるので


細心の注意を払い元気に往診したいと思います。


さて、一度は誰しもが経験したことがある注射。


皆さんも注射により辛い思いをした経験は何度かあるのではないでしょうか。


そんな中、気になる医療機器を見つけたので少し御紹介しようと思います。


「Vein Viewer」という機会はご存知でしょうか。


開発したのはアメリカ・メンフィス州の


クリスティ・メディカル・ホールディングスという医療機器メーカーで、


その内容とは、


人体に無害な近赤外線と特許技術を使って深さ10mmまでの静脈を


皮膚の表面に綺麗に映し出すという臨床医向きに開発されたもので、


近赤外線は皮膚にあたると血液中のヘモグロビンに吸収され


周辺組織では反射する。


この原理を利用して静脈以外の周囲組織がグリーンに反射されることで


皮膚の表面に視覚的に血管の位置がわかるという仕組みです。


また、ここ数年でより進化しており、画像の解析度が上がり、


いろいろな体や体型に対応できるように画像のサイズの


変更ができるようになり、薄暗い場所では画像が


明るすぎてしまうため反転モードというものを


組み込み静脈が写らなかったものを、周りを写さなくし静脈のみを


写せるようになったりと、どんどん進化しているようです。


この「Vein Viewer」の利点としては、


・静脈へのアクセス回数を格段に減らせる。

・時間を短縮できる。

・患者に余計な痛みやストレスを与えない。

・多くの血管や静脈弁の分岐の位置などが視覚的に見てわかるため、
どこの静脈を使用すれば良いか的確に判断できる。

・注射中に薬剤が適切かつ適時に投与できているのかの確認が容易になる。

・注射後に血液が漏れ出した場合早期に発見できそれに伴う合併症を予防できる。


など様々な利点があります。


私も幼い頃にはこのような医療機器はなかったため、腕に注射などをする際に


なかなか血管に入らず何度も痛いのに注射された記憶があります。


皆さんもそのような経験は人生の中で少なからずあるのではないでしょうか？


どんどんこのような受ける側の負担を減らすような研究は


是非続けて頂きたいものです。


ちなみに私たちが使用する鍼は髪の毛程度の太さなので実際に


刺入した際の痛みはほとんどありません。


鍼を刺されたかどうかすら気付かない人が殆どです。


患者に負担をかけるということは鍼の効きも悪くなってしまうので、


患者に負担が少なく、かつ効果的な治療を常に心がけて


いきたいと思います。



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