東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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夏の転筋(5)

2015.08.27

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おばんでございます、樫山です。



夏の転筋
夏の転筋(2)
夏の転筋(3)
夏の転筋(4)


ここまで、中医学では、拘急がどのような原因で起こるのか見てきました。



①外感風寒による拘急

②湿邪による拘急

③熱盛傷陰による拘急

④亡陽脱液による拘急

⑤血虚による拘急



参考にした「症状による中医診断と治療 上巻」、には上記のような分類がされていて、ひとつひとつみていきましたが、



ここまでに挙げた原因から、拘急が起こる原因を考える時はまず、外感と内傷を区別するべき、と書かれています。



①は冷えが関わり、②は熱や冷えに湿邪が関わり、外感病に区別されます。



③は、外感・内傷両面から起こり、陰陽のバランスが崩れた時に起き、④、⑤に関しては、内傷病に区別されます。



いずれも、拘急が起きた際、さらに拘急が起きるまでにどんな環境でどんな生活状況だったかを問診し、脈や体表所見、随伴症状などから、原因を絞り込んでいき、養生法、治療法が決定します。




今回、夏に起こる拘急の原因は?ということから話が始まりましたが、冷えで起こるという認識が強い転筋にも、様々な原因があることが分かりました。



熱や、湿邪が関係しているという認識は一般的にあまりないので、何の原因で起きているかよく弁別し、患者さんへの養生や治療に参考になると思います。



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