東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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温病の特徴(まとめ)

2015.05.28

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おばんでございます、樫山です。



温病学の誕生
温病の特徴(1)
温病の特徴(2)
温病の特徴(3)
温病の特徴(4)
温病の特徴(5)
温病の特徴(6)
温病の特徴(7)


続きいきます!



ここまで温病の風温暑温湿温、温燥、伏気についてお話ししました。



ここまでの温病のうちでも特につよい伝染性をもち大流行を引き起こす一群の疾病を温疫と呼んでいます。



温病自体に伝染性はあるものの、その中でも伝染性が強く、明らかな流行性をもち、発病が急激で症状が重いものを温疫と呼びます。



温病は程度の違いはあれ伝染性があるとされますが、温疫は現代でいう、急性伝染病や急性の感染症などを含んでいると考えられます。



同じような症状をもつ温病でも、あえて温病と温疫を分けて考えるのは、予防や治療において一定の意義があり、様々な配慮が可能になります。



温疫の患者を隔離し病の蔓延を防いだり、漢方などで予防するという考え方は、西洋医学が誕生する以前、歴史的条件の制限があった時代から行われてきたということが、温疫という考えがあったことから読み取れます。



○  ○  ○



ここまで何回かシリーズに渡り、温病の様々な病因についてお話ししてきました。



温病の発病原因は温熱の邪による外感病であり、温熱による病の性質、症状の特徴がありました。



この様々な温病の病因を知ることは、同じ温病の範囲でも季節性や症状の特徴の違いから発病の原因を推察し、それぞれの病因に対し、それに対応した的確な治療法、予防法を選択することができます。



我々が鍼を持ち治療を行う際にも、温病の特徴を知っていれば、より幅の広い診断が可能になり、治療手段も広がってくると思います。



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