東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

温病の特徴(2)

2015.04.09

*****************************************************************************************
人気ブログランキングへ にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ
↑↑↑         ↑↑↑
読者の皆様、 この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリック頂くと、ランキングポイントが上がります!
*****************************************************************************************



おばんでございます、樫山です。



前回、温病を引き起こす主な原因は「温熱の邪」である、



また、温熱の邪を感受して発病するかしないかは、人体の正気の強弱によって形成されるということを書きました。



この「正気」というのは、人体の防御能力のことで、いわゆる免疫力や抵抗力といわれるようなものです。



いくら、温熱の邪が存在しても、正気が充実していれば病邪が侵入して発病することはありません。



人体の「正気」の強弱が、発病するかしないかの決定的・基本的な因子であります。



また、この「正気」が不足して防御能力が低下している場合とは逆に、病邪の力・勢いが強い場合でも発病の原因になります。



急激な気候の変化や異常気象の時には、人体の防御能力を超え影響を与えて、発病の原因になります。



たとえば、温病の場合では、夏期の高温で多く雨が降るような条件では、湿熱による邪が形成されやすく、



また、脾胃の運化機能も低下停滞しやすい為に、湿熱のによる病変が発生しやすくなります。



では、その温病の病邪は体のどこから侵入してくるか、、、



病邪の種類によって異なることもありますが主な侵入経路は、



①皮毛から侵入する

皮毛とは、体の一番表面のことで、外部の病邪の影響を一番先に受ける場所であります。

皮毛には外の病邪を侵入させないよう、正気(衛気)が守っていますが、この防御能力が低下したときに病邪は人体に侵入します。



②口鼻から侵入する

外界の病邪は口鼻からの呼吸を通して人体に侵入しやすく、咳嗽や喉の痛みなどを引き起こしやすくなります。

温熱の邪の性質に炎上性があり、人体の上部を犯しやすくなります。

過去ブログ参照


口は飲食物を摂取するので、湿熱の邪を多く含む食べ物や、不潔な飲食の摂取により温病を侵入、発症させます。



以上、温病の発病因子と侵入経路について書いていきました。



次回に続く。



過去の関連ブログ

院長のブログ

スタッフブログ





読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!

      にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ

清明院オフィシャルホームページ(PC)

清明院オフィシャルホームページ(携帯)

清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」 

関連記事: 樫山温病

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ