日常こそが美しい？

2015.02.08

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こんばんは、木曜の雪女こと中山です

映画を観てきました。

第８７回アカデミー賞にノミネートされている「６才のボクが、大人になるまで。」です。

この映画の監督であるリチャード・リンクレーターの作品に、

「ビフォア・サンライズ」　

「ビフォア・サンセット」　

「ビフォア・ミッドナイト」

という三部作で、ある男女の出会いと別れ、９年後の再会、さらに９年後の倦怠期までを同じ俳優で撮った作品があります。実際に俳優が年を取って行く姿が観られます。

このビフォアシリーズの一作目を高校生のころ観てリンクレーター監督の大ファンになりました。

今回観た「６才のボクが、大人になるまで。」は、4人の俳優がある家族を演じ、それを毎年少しずつ１２年間撮り続けたものです。

アメリカ版　「北の国から」とも言えます。

時代の移り変わりや俳優の成長して行く姿がドキュメンタリー？と思える程　自然でリアルなものでした。

男の子ってこうやって育っていくのか。。思春期の少年の接し方など子育ての勉強にもなりました。

１８歳になった息子が大学の寮へとあっけなく家を出る場面では、母親役に感情移入して思わず涙してしまいました。

特別なストーリーがあるわけではなくすべてが何気ない日常なのですがそれが本当に素晴らしい。

人生って振り返れば短い。

そして美しい。

一瞬一瞬を大事にしたくなる作品でした。

後悔の無きよう過ごしたいものです。

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