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おばんでございます、樫山です（･∀･）。



今週始めに台風19号が発生し、各地に猛威を振るいました。


先週にも、台風18号が日本を横断し、2週連続で日本列島を通過していきました。



土砂災害や浸水が起き、けが人や死者まで出てしまい、大変な被害をもたらす台風。



日本では夏から秋にかけて多く上陸する台風ですが、なぜ日本の方に向かって進路を進めるのでしょうか。



台風はいつも沖縄の南で発生し北上していきますが、見事なまでに、急に進路を北東に変え、日本めがけて向かってきます（笑）。



なにもそこまで、奇麗に日本上空を通過しなくてもと思いますが・・・（汗）。



なぜ、台風は日本をここまで目の敵にするのでしょうか？



台風は、赤道付近の暖かく上昇気流が起きやすい地域で発生します。



日本での台風は夏から秋に上陸することが多いですが、日本に上陸する台風はその時期が多いというだけで、いつでもどこでも台風は一年中発生しています。



世界各地では、秋だけでなく一年中台風が発生し、大きな被害が出ている国もあります。



ではなぜ、その台風が秋になると日本に上陸することが多いかというと、上空の風の流れが原因となってきます。



水の流れがあるように、風にも流れがあり、風の流れによって台風の進路が決まってきます。



夏の間、日本上空には、「太平洋高気圧」という空気の固まりがあり、この高気圧が風の進路を遮断し壁のようになっています。



なので、「太平洋高気圧」がある間は、台風が発生しても風の通り道が塞がれているため、台風は日本上空ではなく、別の流れに乗って進みます。



夏が終わり秋になると、「太平洋高気圧」が弱まり、丁度日本上空が「太平洋高気圧」の縁になり、風の通り道ができ、そこを通って台風が進んでくるという訳です。



秋の日本の空は、台風が通りやすい空になっている、ということです。



別に、台風は憎くて日本めがけて向かってくる訳ではないということですね（笑）。



また、冬になると日本上空には、冷たい空気の固まりができ台風の通り道がなくなり、日本を通ることができなくなってきます。



もう、今年の台風はこれで最後でしょうか。



そろそろ、冬がやってきます☆




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