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 こんばんは、森岡です(^_^)
 
 
 これまでのお話・・・
 
 現代人に多い熱の治療と発生(その1)
 現代人に多い熱の治療と発生(その2)
 現代人に多い熱の治療と発生(その3)
 現代人に多い熱の治療と発生(その4)
 現代人に多い熱の治療と発生(その5)
 現代人に多い熱の治療と発生(その6)
 現代人に多い熱の治療と発生(その7)
 現代人に多い熱の治療と発生(その8)
 
 続き行きます!!  
 ◆傷寒病と温病の違い (続き)
 
 
 ④侵入経路
 
 
 傷寒病の病因である風寒邪が人体を侵襲する時は、
 
 
 項背部から侵襲するとされます。
 
 
 これは、この部位が人体における「後ろの上」にあたり、
 
 
 上部の中でも陽気が盛んなところであり、寒邪は陽気を損傷していくという特徴があるためです。
 
 
 
 対する、温病の病因である温熱邪が人体を侵すときの侵入経路は、
 
 
 「口鼻」から入るとされております。
 
 
 これは、この部位が人体における「上の前」であり、
 
 
 上部の中でも陰気が盛んなところであり、温熱邪は陰気を損傷していくという特徴があるからです。
 
 
 邪気の陰陽の違いにより、侵入ルートも変わっていくんですね。
 
 
 
 ⑤咽喉の痛み
 
 
 温病の初期段階では多くが咽喉の痛みを伴います。
 
 
 これは先ほど言ったように、温熱邪が口鼻から侵襲し、その部位の陰液を損傷していくからです。
 
 
 傷寒病の初期でも咽喉の痛みが出る場合がありますが、温病ではほとんどの場合に出現します。
 
 
 
 ⑥体表の寒熱
 
 
 傷寒病の初期では人体各所は「冷え」の反応が強く、ひんやりしています。
 
 
 対して、温病では身体は熱発し、「熱」の反応が強いのが特徴です。
 
 
 
 ⑦外関穴~手背と内関穴~手掌の温度差
 
 
 (一社)北辰会代表理事の藤本蓮風先生が面白い見解を述べておられます。
 
 
 「外感病で、温病系と傷寒系が同時に侵襲した時、傷寒系であれば中渚穴(手背にあるツボ)~外関辺りに反応(温度差)が強く出ます。温病系であれば内関、少府、労宮(手掌にあるツボ)のいずれかに反応(温度差)が現れます」
 
 (『鍼灸治療 上下左右前後の法則』 メディカルユーコン 藤本蓮風著 から一部抜粋)
 
 
 臨床をしていると、まさに、このように出でくるケースが多いです。
 
 
 傷寒系であれば冷感の左右差が、温病系であれば熱感の左右差が顕著になるケースが多いです。
 
 
 まだ細かく挙げれば色々あると思いますが、傷寒病と温病はこのように見分けていくことができます。
 
 
 
 次回からは、この温病に関する弁証法である、
 
 
 「三焦弁証」と「衛気営血弁証」について簡単に述べていきます。
 
 
 
 
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