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こんばんは、森岡です(^_^)


今日は母の日ですね。

毎年この日になると、なぜか頭の中で、


「おふくろさんよ～♪」


と森進一さんの名曲が無限ループするという病に冒されます（笑）



お恥ずかしい話しですが、最近になりやっと「母」というものに心から感謝できるようになりました。


今までは、「母の日」といっても、


「周りがやってるから」とか、


「なんとなくあげておこう」、


といった感じで、どこか他人行儀でした。



私が鍼灸師となり、ある程度自立するまで育ててくれたことも、


母親が子供を育てるのは”当たり前のこと”、


子育ての過程には”楽しみや喜びしかない”


と思っていました。



おーまさに、「親の心、子知らず」（苦笑）



しかし、やはりそこは陰陽です。



その裏にはもちろん苦しいことも、悲しいことも、辛いこともあったに違いません。


しかし、母親は私の前で一切そういった事を口に出すことも、顔に出すこともしていなかったのです。



当たり前のように。



そういった完璧な母としての、大人としての立ち居振る舞いに、


”勘違い”


させられていたことに、ようやっとここ数年で気付けてきたのです。



一般的にはこの気付きはあまりに遅いのかもしれませんが、今からでも遅くない、これから一生懸命恩返しをしていければなと思っております。


まぁ、気恥ずかしいので表立ってはしませんけれども（苦笑）



そんな淡く、ちょっぴり照れくさい子供心を素直に表現できる母の日。



今日はチョットだけ感謝の意を表現してみたいと思います。



最後に、かの吉田松陰は安政の大獄による処刑直前に、こんな歌を詠んでおります。



「親思う心にまさる親心、けふの音づれ何と聞くらん」 



子供が親を思う以上に、親が子供を思う心の方が慈愛に満ちて深い。


今日のこと（私の死）を、一体、親はどんな気持ちで聞くのだろうか・・・。



吉田松陰は非常に親孝行だったそうです。


皆さまも、親孝行は親のいるうちに。 



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