東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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少陰病と胃の気

2013.12.07

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こんばんは、森岡です(^_^)


『傷寒論』という書物がある。

『傷寒論』はこれまでにも何度がこのブログで触れている。


(院長ブログも参考に・・・。)


医聖といわれる張仲景という人物が書いた本だ。


この本は、中医学の根幹をなす「弁証論治」の礎を築き、


「方書の祖」と言われている、現代でも非常に評価の高い書籍である。



また、


この『傷寒論』は張仲景が、これまた鍼灸師なら知らない人はいないくらいの、


超有名本、『難経(なんぎょう)』という書籍に多分に影響を受けて記されたとされている。


この『難経』は「鍼の始祖」と呼ばれている扁鵲(へんじゃく)によって記されたわけだから、


鍼灸師と『傷寒論』の関係性は非常に密接ということとなる。



その『傷寒論』の内容をまとめていうと、


「陽気の盛衰」とそれに絡めた「胃の気(生命力)の盛衰」


が語られているとうことだろう。



寒邪の侵襲により陽気が軽度の損傷を受けるところから始まり、最終的に尽きるところまで、


それは生→死までのストーリーである。


それらが6段階で構成されまとめられている。



すなわち、


太陽病→少陽病→陽明病→太陰病→厥陰病→少陰病

(文献によっては厥陰病と少陰病がいれかわることもある)


と、陽気が衰退していく。



また、この『傷寒論』の考えは基本的には外感病(特に寒邪)において用いられるが、


その応用範囲は広く、雑病(内傷病)においても多分に適用することができる。



そして、陽気の衰退の最終段階、最も死に近い状態「少陰病」である。



少陰病の主な病証を示すものが、


「少陰病、脉微細、ただ寐(いね)んと欲するなり」


である。


簡単に意訳すると、


「少陰病の特徴は、脈が非常に弱々しく細く、ただただうとうと常に眠っている状態だ。」


(by 森岡意訳)


となる。



これは胃の気が非常に衰退していると考えられる。


慎重に慎重に、冷静に冷静に、繊細に繊細に、鍼をしなくちゃならない。。。


不動心でもって。



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