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こんばんは渡辺です


いよいよ師走、年の瀬ですね


今年中にやり残したことを整理し、すっきり年を越したいと思います



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昨日12／3より、「障がい者週間」がスタートし、各地で関連のイベントが開かれていますね。



今回も、気になった話題を取り上げます。



前回までの話題

成年被後見人の選挙権回復
「きょうだい」のこと
「きょうだい」のこと②
意思決定支援について



これまで紹介してきただけでも、障がい者やその家族の相互支援組織、サポートする仕組み、法律などにはいろいろ種類がありました。



障がい者の社会進出や権利拡大は徐々にですが広がっていることは事実だと思います。




最近では、『障害者情報バラエティー』というTV番組もあったりします。




しかしながら、学校教育では特殊学級とふつうのクラスがわけられたりして、障がい者と街中ですれ違う程度にしか接点がなく成長する人がほとんどだと思います。



障がいのある人びとに特に関心を持たない限り、その暮らしがまったく想像できなく、



偏見や不安をもつことにつながる場合もあるようです。



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以前に、出生前診断についてブログで取り上げたことがありました。

出生前診断、そして人工精子・卵子
高齢妊娠について①


今年4月に開始された新型出生前診断（ＮＩＰＴ）で、妊婦さんの血液から染色体異常によって起きるダウン症（21番染色体に異常）、重い心疾患などを伴う13番染色体異常、18番染色体異常の3疾患を判断し、



9月末までに検査を受けた約3500人について臨床研究が行われました



診断結果が陽性でも確定診断ではなく、



3疾患のいずれかに陽性反応の出た67人のうち、62人が羊水検査などの確定診断を受け、陽性が確定し流産もしなかった少なくとも54人のうち53人が中絶を選択したそうです。

　

中絶を選択した53人の症例の内訳はダウン症33人、13番染色体異常4人、18番染色体異常16人。



検査を受けた3500人の平均年齢は38歳。



染色体異常のリスクが上昇する高齢妊娠での検査が多いことがうかがわれます。




新型出生前診断は現在、費用約20万円は自己負担であり、診断を受ける夫婦は比較的高収入で、「陽性の場合は出産をあきらめる」と覚悟をもって診断に臨むケースも多いといわれます。



中絶の理由としては「育てる自信がない」など。



従来の羊水穿刺よりも流産リスクが少なく、安全面からすれば手軽に臨める検査であるため、



「深く考えずに検査を受け、混乱する場合がある」と指摘する専門家もいますが



事前に障がいにまつわる問題をリサーチをし、考えに考えて検査に臨むカップルの中からは



「もっと障がい者の家族の話をきいてみたかった」という声もあったそうです。



その背景として、障がい者と接する機会が少ない社会のしくみがあるのでは、ともいわれています。




（もちろん、障がいがある家族をサポートする仕組みが十分とは言えない社会の状況もあると思います。）




接する機会が増えれば安心できる、というものでもないでしょうが。。。




希望につながる何かを見出すことはできるかもしれません。



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「障がい者週間」にちなんだ記事は今回で終了です




障がい者の自立には、サポートが必要です。



そしてサポートは、家族の手だけでまかなうものではない時代です。



障がい者週間は、本人たちへのスポットがあたるよい機会。




ともに、まわりの支援体制に関する情報も、発信されていってほしいと思います。




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