東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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「食復」と「労復」

2013.10.13

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こんばんは、森岡です(^_^)


最近、季節外れの「夏」を楽しんでおります♪

僕は寒いより温かい方が得意なので、予想外の夏の到来は案外、有り難かったりもします(笑)



さて。


最近こんな症例をいくつか診ました。



「先生、前回の治療後調子よかったのに、2~3日後からまたとても調子が悪い」


とのこと。


自分の感覚としては、治療後の感触が非常に良かったので、どうしたもんだろうと思った。


また、数度治療してほぼ症状が無くなっていた症例なのでこんな急に悪化するとは・・・!?


しかし、それはあくまで主観なのでもう一度、身体を冷静に見直す。



すると治療で良くなっていたはずの臓腑の異常が再び顕著に・・・。


・・・これは(苦笑)。



患者Aさんは「脾胃」の機能失調から引き起こされた病気でした。


つまりは、飲食の不摂生が病気の本質です。


ですから治療は脾胃を調えながら、


「食事の養生」


を徹底して行ってもらい、だいぶ良くなった症例です。



病気というのは治りかけの時や、治癒してまだ時間の経っていない時ほど、


注意しなくてはならず、ここで治療側も患者さん側も気を抜けば、


再び悪化するということを経験上学んでおりますので、


引き続きの食養生を申し伝え、治療を終えました。



が、しかしです(苦笑)



患者さんはどうも養生というモノをそれほど重視してくれる傾向に無いようです。


特に症状がよくなってきた時には。



よくよく話を聞くと、私が、


「油物や味の濃いもの、甘味や刺激物は避け、おかゆやうどんなどの脾胃に負担のかからないものをゆっくり時間をかけ食べてください」

と言ってたのに、


「調子よくなってきたから、これぐらいダイジョブだろ」


と判断し、食事を普段に近い状態に戻したようです。


そしたら、翌日から症状再燃。


上記の会話につながりました。



中医学では、


「病気の治癒しかけや、全快したばかりの時に飲食不節をすると病気が再発することが多い」


とし、これを、


「食復(しょくふく)」


と呼び、注意しています。


まさに、上記の症例が「食復」です。



他にも、上記の状態の時に、


「過度の労働や心労、性行為を行うとこれまた病気が再発しやすい」


といっています。


これを、


「労復(ろうふく)」


と呼びます。



やはり、いくら良い治療をしてもらっても、その後の生活によっては「治らない」ということなんですね。


病気とは治療側も患者さん側も真剣勝負ということです。


両者が一体となり、初めて病気が快方に向かうんですね。



改めて養生の必要性を再確認させてもらった症例でした。


また、養生がいかに重要なものなのかを患者さんにキチンと伝えることができる技術というモノもこちらが学ばなければならないなとも思いました。



患者さんや病気から学ぶところはたくさんありますね。



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