東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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六気と六淫(4)

2013.08.22

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おばんでございます、樫山です(・∀・)。



続き行きます!


前回は六気の中の「湿」についてお話しました。



今回は六気の中の一つ、「寒」についてです。



寒は冬の主気で、気温の低い場所、雨に濡れたり水に入ったり、汗をかいたまま風に当たり体を冷やしたり、冷たい飲食物を大量に摂ったりすると身体に影響し発病の原因となる「寒邪」となります。



冬の主気とありますが、他の季節であっても気温が急に下がって保温を怠ると寒邪を受けることがあります。



今の時期は「暑邪」が盛んでも、クーラーの冷気による「寒邪」の影響を注意しなくてはいけません。



夜クーラーをつけっぱなしで寝て、風邪を引いたとか、体がなんかだるくなった、ということは皆さん経験があると思います。



「寒邪」は冬季に関わらず、一年中存在し発病の原因になりますので、一年中注意が必要です。



夏で気温が高いからといって油断は禁物です!



この「寒邪」には、今ここまでお話していた体の外から体を襲う“外寒”と、様々な原因で体を温める力が失われ体の中で寒邪が発生したものを“内寒”と呼びます。



外寒と、内寒は互いに影響し合い、内寒が強ければ外寒が進入しやすいし、外寒が体に入り長い間体から去らないと内寒になります。



では、この「寒邪」の性質と発病の特徴はというと、



①寒は陰邪で、陽気を傷りやすい

寒は陰気が盛んなため生じるので陰邪と呼ばれます。
寒は陽気を損傷しやすく、体を暖める作用が低下し全身または局部に冷えが現れます。



②寒の性質は収引

収引とは、収縮するとか、縮こまる、引きつるという意味で、寒邪がが体を襲うと、ギュッと気の流れを悪くして、痛みや筋肉の引きつりを起こします。



③寒の性質は凝滞

凝滞とは滞って通じないという意味です。
先に述べた収引の性質により、気血の運行を渋滞させ、気や血を固めてしまいます。



「寒邪」のこれらの性質により、体を動かす力、陽気の働きを押さえ込み、手足が冷えたり、体が冷えたりします。



寒邪による症状の特徴は、温めると軽減し冷やすと増強します。



まだまだ暑い日が続きますが、だんだんと秋の気配も感じることもでてきました。



ちょっと油断してクーラーや冷たい物で体を冷やしすぎると、寒邪に襲われてしまうので十分に注意してください。



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