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こんばんは、森岡です(^_^)


列島は猛暑に襲われております！！

熱く、蒸す。


まさに火（熱）邪と湿邪が混合した暑邪が一世を風靡しているといった感じです。



私は往診の移動の際にバイクを使用しておりますが、時々、非常に長いトンネルを通過することがあります。


この長いトンネルは、夏の時期にはとても恐ろしい場所に豹変いたします。


まさに灼熱トンネル。


トンネルは空気の流れが出口と入口しかないため、中の空気が停滞しやすく、また自動車のクーラーによりアツ～イ空気が排出されます。


それらが溜まりに溜まりきって、トンネルの中は灼熱サウナ地獄と化すのです（笑）


このトンネルが渋滞でもしようものなら、車の中の人たちは涼しい顔をしていますが、バイクの方たちは一秒でも早く抜け出したいと必死の形相です(+o+)


ホントに暑い、イヤ、熱いんです、顔がヒリヒリします・・・。



また、オモシロいことに、この灼熱地獄の中にいると決まって「ノドが痛く」なります。


早い時には数秒で違和感を感じます。


温熱の邪気に身体が侵襲された時に選択する病気の弁証法（分析法）に


「衛気営血弁証」とか「三焦弁証」とかいったものがあります。



この中で、温熱の邪は「口鼻」から侵入すると書かれております。



ですから、温熱の邪が人体を侵襲すると「喉痺（こうひ）＝咽喉の痛み」が出現するという特徴があります。


まさに、灼熱トンネルの中に充満した火邪や暑邪などの温熱の邪気が、口鼻から人体を侵襲しようとしている姿ですね。


緻密な観察と多くの臨床経験から裏打ちされた「衛気営血弁証」や「三焦弁証」の


”確かさ”に驚かされます。


（まぁ、まだこの温病学というモノは東洋医学の中では比較的新しい、若い学問ですが。）



そんなこんなで、


来週１２日（月）から１４日（水）まで夏季休診を頂きます。



患者様にはご迷惑をおかけいたしますが、心身を養い、


さらに質の高い治療を提供するための充電期間だと御理解頂ければと思います。



ブログの方は休みでも続けていきますので、読者の皆様方、引き続き宜しくお願い申し上げます<(_ _)>



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