東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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六気と六淫(3)

2013.08.01

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おばんでございます、樫山です(・∀・)。



続き行きます!

六気と六淫
六気と六淫(2)

最近は梅雨に逆戻りしたんじゃないかという位よく雨が降りますね。



よく降り気温も高く、ジメジメした気候が続いています。



今日はそんな今まさに自然界の中で大活躍な「六気」のなかの一つである「湿」のお話です。



「湿」は長夏の主気であります。



長夏とは、夏から秋になる前までのことで、一年中で最も「湿」の気が盛んな時期です。



この時期に「湿邪」による発病が多くなりますが、水や雨で濡れたり、湿地での生活、汗をかいて湿るといった状況でも「湿」を感受して発病することがあります。



この「湿邪」の特徴は、



①湿の性質は重濁である

「重」とは重いという意味で、湿邪を感受すると頭が締め付けられるように重くなり、全身が疲労したように重く、手足がだるくて重い、関節が重く痛いなどの症状が現れます。
「濁」とは汚いという意味で、「濁」の現す症状は、顔の汚れや目ヤニ、痰が濁る、便が濁って軟便になる、尿が濁る、などがあります。



②湿の性質は粘滞である

「粘滞」とは、ネバネバする、停滞することです。
これには2つの意味があり、1つは湿邪を感受すると、汗がネバネバする、大便がスッキリ出ない、排尿がスッキリしないなど症状が現れます。
もう一つは湿邪で発病したものは治りにくく、治療が長引いたりの再発を繰り返すといったことが多くなります。



③湿の性質は下に向かう

湿は重濁で下に向かう性質があり、湿邪で発病すると下半身に症状が現れることが多くなります。



④湿は陰邪であり、気機を阻滞し、陽気を損傷しやすい

湿邪が人体を侵せば、重濁粘滞の性質により、気の流れが滞り、胸苦しさ、頭重感、排泄がスッキリしないといった症状が現れます。



以上が「湿」の特徴と、「湿邪」による症状になります。



この湿邪には、外界から体の中に進入し発病させる「外湿」と、



脾の臓の運化作用が低下し、体の中で水湿の流れが悪くなり発生する「内湿」があります。



この内湿が強い時には同気相求めて外湿も容易に進入してきます。



暑いからと言って、冷たいものをガブガブ飲んだり、スタミナをつけるためと言ってたくさん食べたりすると、脾の臓に負担をかけてしまい、水湿の流れが悪くなってしまい、内湿が発生します。



そうすると外湿も進入しやすくなり、気の流れがさらに悪くなり、発病してしまいます。



今の季節は、ジメジメムシムシ、これはどうにもできないので、「湿邪」が体に進入しないようにするためには、飲食を整え、睡眠を良く摂り、適度な運動をし、気分を晴れやかにすることが重要になってきます。



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