東洋医学 伝統鍼灸 清明院

お電話

03-6300-0763

10:00~21:00(完全予約制)

休診日:日曜(土曜、祝日の診療は18時迄)
〒151-0053東京都渋谷区代々木2-15-12クランツ南新宿601
初診・再診の御予約、予約の変更、
その他お問い合わせはこちら

辛味と東洋医学(その3)

2013.03.31

*****************************************************************************************
人気ブログランキングへ にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ
↑↑↑         ↑↑↑
読者の皆様、 この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリック頂くと、ランキングポイントが上がります!
*****************************************************************************************


こんばんは、森岡です(^_^)


前回までのお話・・・

辛味と東洋医学
辛味と東洋医学(その2)

続きいきます!!

最後は番外編です。


前回、肺臓の状態が顔面気色診によってうかがえるというお話をしました。



ここで「眉間」について面白い見解を述べている方がおります。


それは、


「水野南北(みずのなんぼく)」


という方です。


(南北ってネーミングがストレートな感じでイイですね。)



水野南北は江戸を代表する観相学の大家です。



日本一の観相家とも呼ばれた南北ですが 、なかなか破天荒な人生を送っております。


幼くして両親を亡くした南北は、鍛冶屋をしていた叔父夫婦に育てられますが、そこで10才にして盗み酒を覚えます(笑)


酒代が無く困ると、叔父が大切に溜めていた金品を盗み、酒と博打と喧嘩に明け暮れるというアウトローぶり(苦笑)


刀傷沙汰を繰り返し、18才で頃、酒代欲しさに悪事をしたところ、捕まり牢屋に入れられます。


牢屋に投獄されているときに、人相と人の運命には相関関係があると気付いたそうです。


出牢後、人相見から死相が出ていると言われ運命を変えようと出家をしようとするが、


そこの和尚に「半年間、麦と大豆のみの食事が続けられたら弟子にする」と言われ、実際行ってみると、


死相が消えたばかりか運勢までもが変わってしまったことに驚き、観相学と食に興味を持ち大家に至った。


という異色の経歴を持っております(笑)



そんな南北の観相学の代表著書が『南北相法』です。


ここに、眉間に対しての見解が書かれておりますので、いくつか紹介したいと思います。


1.印堂(いんどう)の間が狭いものは、心がイラつき根気も続かない。また、涙もろいところがあって家を乱す。


2.印堂の間に黒子(ほくろ)や疵(きず)がある者は、物事が八、九分通りまでできていて崩れることが多い。


3.印堂に皺(しわ)のような縦筋が多くある者は、家のしまりが悪く、物事を始めても崩れやすく苦労が絶えない。


4.印堂が中指二本ほどの広さで、黒子も疵もなくまた皺もなくきれいに見える時、この人は貴人や目上の人との交わりが多いと見る。また、家を興し相応の福運に恵まれる相である。


(※印堂・・・眉間のことを印堂と呼びます。ツボとしても眉間部に印堂穴というツボがあります。)



といったことを記しております。



これはなかなか面白いことを言っているんじゃないかと思います。


これらに対して解説もしているんですが、まぁ、それは興味がある方は『南北相法』を読んでみてください(笑)



ちなみに”食”に関しては、「食は運命を左右する!!」とし、


「衣食が充分で、したいことを充分にして、そのうえで立身出世を望む者は愚か者である。


モノ(食べ物)を欠くことによってコト(立身出世)が足る(叶う)のであって、モノが足ればコトは定まらない。


モノが足りたうえでコトが足りた者は、世の中に存在しない。


満つれば欠けるというのがこの世の真理である。」


と言っております。


陰陽論を駆使した痛快なオコトバです。



水野南北、オモシロいですね~。


では、こんなに長くなる予定の無かった「辛味と東洋医学」、終幕です。。。



愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を! 

↓↓清き1票を!   ↓↓清き1票を!
人気ブログランキングへ にほんブログ村 健康ブログ 鍼灸(はり・きゅう)へ


清明院オフィシャルホームページ(PC)

清明院オフィシャルホームページ(携帯)

清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」


 

関連記事: 森岡

ブログ記事関連タグ

この記事に関するコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


:上の図のアルファベットと数字を、左のボックスに御記入ください。 (迷惑コメント対策ですので、お手数おかけしますがよろしくお願い致します。)

RSSリーダーで購読する

ブログ内検索
おすすめ記事一覧
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ