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こんばんは、森岡です(^_^)


桜、満開です。

一斉に咲いたせいか、今年の桜は一房が非常にボリューミィーな感じがし、派手な印象です。


さて「桜」という文字が入った言葉というのは非常に多いものです。


インターネットを調べればいくらでも出てきます。


それだけ桜というのは人々の印象に残るような花で、春という季節の代名詞のような存在なのですね。


まさに”華がある”ということでしょう。



そんな桜の付く言葉の中でも、受験シーズンにちなんだ言葉がありますよね。



「サクラチサク」と「サクラチル」



これはもともと電報用語で、昭和３１年早稲田大学の合格発表に使われたのが最初らしいです。


その後、色々な大学で地方受験者が大学まで合格発表の掲示を見に行けないため、


電報にて知らせてもらうというシステムが確立され、


合格なら「サクラサク」、不合格なら「サクラチル」という電報が届くようになったというものです。



ただ、このシステム、大学側が公式に行うのではなく、大学在学者が金儲けのために、


高額な料金を取って最低金額で電報を送付するという、なかなかエグイシステムだったようです（苦笑）


（実際、間違いなんかも多発したため、現在ではこのシステムは禁止されております。）




私がふと思ったのは、「サクラサク」と「サクラチル」もそうですが、この桜が咲く姿を見て、


「あーキレイだなぁ、ハツラツとしていて素晴らしいなぁ」


と前向きに捉える人と、


「咲いたけど散っていっちゃうんだよなぁ～、なんか切なくて淋しくてイヤだなぁ～。」


と後ろ向きに捉える人がいるということです。



ココロの癖とでもいうべきか・・・。



目の前に咲いているサクラは同じでも、それを良い方向に感じる人と、反対の悪い方向に感じる両者が存在する。


これこそ、陰陽論的発想です。


陰陽論を学ぶことでモノゴトを常に相対的、多角的にみれるような視点が身についてきます。



この思考法は対人関係などにもとても役立ちます。



例えば、


ＡさんがＢさんの”ためになる”と思って”何か”をするとします。


しかし、 そのＡさんの行為はＢさんからすると、迷惑甚だしい行為として映ることがあります。


決してＡさんに悪意がなかったとしても。


こうなるとＢさんのためにした行為が、Ｂさんからは煙たがられるため、Ａさんは腑に落ちない。


そればかりか、


「なんなんだＢのヤツ！！<`ヘ´>」


となってしまうかもしれません。



こうなると対人関係としては失敗です。



ありがた迷惑成立です（笑）



これは、モノゴトを一方向からしか考えられなかったために起こったことです。


ある意味、Ａさんの配慮が欠けていたということでしょう。


Ａさんが陰陽論を理解し、相対的、多角的に考えていれば、この様にはならなかったかもしれません。 



最近の患者さんを診ておりますと、対人関係が上手く行かずに、


非常に気を遣われた結果、身体を壊す方が増えております。



陰陽論をぜひ学んでほしいなぁと思います。



きっと、今より楽になれるはずデス。



満開の桜の木の下で、ふとコンナコトを考えた昼下がりでした。



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