お電話
03-6300-0763
10:00~21:00(完全予約制)
2013.02.11
*****************************************************************************************
↑↑↑ ↑↑↑
読者の皆様、 この2つのバナーを、1日1回クリックに是非ご協力下さい!<m(__)m>
クリック頂くと、ランキングポイントが上がります!
*****************************************************************************************
こんばんは、下里です
まだまだ空気が冷たいですが、日差しは日増しに強くなっていますね
今回は、前回のブログで妊娠中のセックスについて取り上げた際に参考にした『竹林寺女科』にあった記載で、
同書では、妊娠中のセックス(および、性欲)を戒める理由として
「胞衣が厚くなり、難産になる」とあり、
なぜ、そういう理論になったのかが疑問でしたので、今回はまず「胞衣」について調べてみました。
「胞衣」は、「えな」とも呼ばれ「恵那」とも表記されます。
これは赤ちゃんが生まれた後に後産として産み落とされる胎盤・羊膜・臍帯などのことで、
胎児の分娩後に強い陣痛が起り、体外へ排出されます。
中医学では乾燥させた胎盤は「紫荷車(しかしゃ)」と呼ばれ、精力を増強する漢方薬として知られています。
「万里の長城」で有名な秦の始皇帝も、不老長寿の薬として、愛用したとか。
現代でも、「プラセンタ」といってブタの胎盤のエキスを、若返りに効果がある、と言ったりしますよね
胎盤はお母さんと赤ちゃんをつないで、栄養や酸素をおくる役割を果たします。
もともとは、受精卵の子宮壁側が発達したもの=胎児と同じ物から発生します。
志を同じくする仲間のことを「同胞(どうほう、はらから)」といったりしますよね!ここから由来するのかなと思いました。
胎盤と言えば、私の知り合いで立会出産された旦那さんは、その場でお刺身にして食べたと仰っていましたが、「胞衣を食べる」という習慣も、世界各地に昔からあるそうです。
この「胞衣」は、現代では産汚物とされ、処理されます。
日本では近世まで地中に埋める習慣が貴賎を問わずに各地であったそうです。
古くは奈良時代の『医心方』から、記載があり、婦人向けの養生書や、『徒然草』にもその風習について記載があります。
「胞衣壺」といって、地中に埋めるために胞衣を納める専門の壺もあったそうです。
それは、生まれた赤ちゃんの健康を願って行われていたのだとか。
さて、後産のことだけに注目すれば、それはラクなほうがいいですから、量が少なく、スッキリ排出されるのがいいのかもしれません
しかし、お母さんの子宮の中にあっては胞衣は赤ちゃんを守る大切な臓器でもあるわけです。
なぜ、それが「厚くなる」ことがいけないことなのか?について、次回は考えてみたいと思います。
<来週につづく>
愛すべき読者の皆様、1日1回、こちらのバナーをそれぞれ1クリックお願いします!! 清明院に皆様のお力を!
↓↓清き1票を! ↓↓清き1票を!
清明院オフィシャルホームページ(PC)
清明院オフィシャルホームページ(携帯)
清明院院長のブログ 「最高の鍼灸の追求」
2013.09.12
2013.11.14
2016.07.20
2016.06.08
2012.02.10
2012.08.24
2016.07.02
2016.04.30
2016.09.13
2016.09.05
2025.04.01
心胸汗出(しんきょうかんしゅつ)とは2025.03.31
血の病⑦2025.03.30
テロ被害者に対する中医学治療のエピソード①2025.03.29
花粉症の季節④2025.03.28
ほっと一息2025.03.27
手足汗出(てあしかんしゅつ)とは②2025.03.26
問診について㉓2025.03.25
手足汗出(てあしかんしゅつ)とは①2025.03.24
桜の開花と時の流れ2025.03.23
1時間の論文探しの末の…2025.03.22
春分2025.03.21
感動する2025.03.20
腋汗(えきかん)とは2025.03.19
5年ぶり!!東京の3月に雪舞う2025.03.18
頭鳴(ずめい)とは③2025.03.17
そろそろ春分2025.03.16
症例報告:鍼治療による腰椎椎間板ヘルニアの自然治癒⑤2025.03.15
花粉の季節③2025.03.14
卒業シーズン2025.03.13
頭鳴(ずめい)とは②2025.03.12
問診について㉒2025.03.11
頭鳴(ずめい)とは①2025.03.10
時代に少し追いつく2025.03.09
症例報告:鍼治療による腰椎椎間板ヘルニアの自然治癒④2025.03.08
花粉症の季節②2025.03.07
新しい科目2025.03.06
発黄(はつおう)とは⑤2025.03.05
問診について㉑2025.03.04
発黄(はつおう)とは④2025.03.03
足のサイズと息子の成長2025.03.02
症例報告:鍼治療による腰椎椎間板ヘルニアの自然治癒③2025.03.01
花粉症の季節2025.02.28
2024年度後期授業終了2025.02.27
発黄(はつおう)とは③2025.02.26
問診について⑳2025.02.25
発黄(はつおう)とは②2025.02.24
スタッフ募集中!2025.02.23
症例報告:鍼治療による腰椎椎間板ヘルニアの自然治癒②2025.02.22
皮膚の痒み2025.02.21
いよいよ明日2025.02.20
発黄(はつおう)とは①2025.02.19
第33回あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師国家試験2025.02.18
牙歯浮動(がしふどう)とは②2025.02.17
国家試験2025.02.16
症例報告:鍼治療による腰椎椎間板ヘルニアの自然治癒①2025.02.15
春一番2025.02.14
工夫が必要2025.02.13
牙歯浮動(がしふどう)とは①2025.02.12
問診について⑲2025.02.11
牙歯痠弱(がしさんじゃく)とは①