東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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医学部における東洋医学教育(その3)

2012.09.27

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おばんでございます、樫山です(・∀・)。



前回までのお話…


医学部における東洋医学教育
医学部における東洋医学教育(その2)


続き行きます!


我々鍼灸師は東洋医学の知識と技術を専門にして治療を行います。



これまでの日本で東洋医学を専門にしているのは鍼灸師と言って過言ではないと思いますが、今後はさらに漢方薬が広がり、東洋医学を取り入れる医師がたくさん増えてくるだろうと思います。



前回までのお話は、医学部でも東洋医学のカリキュラムが組み込まれ、僅かな時間数ではありますが、すべての大学で東洋医学教育が行われているというお話でした。



中には熱心な医学生や医師の方々が深く東洋医学を学ばれていて、漢方薬を中心に東洋医学を基盤とした治療、処方を行っている大学、クリニックも増えてきています。



このような流れになったのも、東洋医学の持つ可能性が徐々に見直されてきたからだと思いますし、今後ますます注目されていくのではないでしょうか。



そこで、鍼灸師の我々が、東洋医学で診断・治療をしている医師とコミュニケーションを取ることが今後もしかしたらあるかもしれません。



そんな状況ではやはり、双方が同じ理論を用いて意見交換をしないといけないと、話が成り立ちません。



漢方の話をするなら、もちろん東洋医学の用語や理論を用いて話さなくてはいけません。



そうして初めて、東洋医学的な会話が成立します。



そのような東洋医学的な会話が医師と出来る可能性がもうすでに現実にありますし、カリキュラムの改訂の影響でこの先、東洋医学に興味を持った若い医師が増えてきています。



医師の漢方治療と鍼灸師が協力して患者さんを診ていくことも今後、もしかしたらあるかもしれません。



3回に分けてこのシリーズを書いてきたのですが、東洋医学の専門家として、医師からも必要とされ、協力できるような鍼灸師でありたいと思いますし、



もっともっと専門性を高めなくては、この先、鍼灸師としてやっていけないなと思いました。



頑張ろ…!



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この記事に関するコメント

“医学部における東洋医学教育(その3)” への1件のコメント

  1. 絵美里 より:

    がんばってください!

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