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社会的オムツ?

2012.08.06

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こんばんは、下里です



いよいよ8月に突入です!毎日カンカン照りで、外にいると干物になりそうな毎日が続いています



前回の記事(認知症は脳の病気なの?)で、認知症と排便に関するコメントをいただきまして、




わたしも以前介護施設に勤務中の友人から「排便がしっかりしているといないとでは、認知症の進行が前者のほうが遅いように思う」という話を聞いたことがあり、




興味を持ったので調べてみました。





今回も、参考にしたのは『完全図解 介護のしくみ』です。




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排泄器周辺は非常に皮膚感覚が敏感であり、脊髄損傷など一部の障害を除き、寝たきりであっても排便や排尿の感覚はリアルに感じている





しかしながら、ご本人は「下の世話にはなりたくない」という意識があるため、オムツ交換までの間は排泄物に関する意識や感覚を薄れさせることで耐え、このことが結果として認知症を進めると論じられていました。





排泄に失敗に関しては、初期に現実を受容する段階段階では介護されるご家族の方にもパニックをひきおこし、その様子がご本人の自信を失わせるという悪循環を起こしているともいいます。








本文で明記はされておりませんが、実はまだ自力で排泄ができたり、尿パッドなどのグッズの利用で対処できるはずであるが





オムツをすることになり、交換がままならない




という状況にある方がいらっしゃると主張したかったのだと読み取りました。






手間や、一人でトイレに行かれては危ない、という安全面の事情でしているオムツは「社会的オムツ」だと表現されています。







作者の主張としてはできるだけオムツはしないで、自力で排泄をできるようにする、それが介護のありようだ、ということです。





そのステップとしては朝食後にトイレへ行くことを習慣づける、排便サイクルを調べて事前にトイレへ誘導する







が紹介されています。










そして決して介護する側が焦ってはならない、急にはずして失敗してしまった場合に、ご本人の心理的なダメージが大きい





ということです。






オムツはずしの詳細については、わたしはこちらのサイトがより参考になると思いました

→長崎新聞健康欄「高齢者のオムツ外しについて







「オムツをしない、外す」という大きな目標、情熱や根気もさることながら、冷静さや緻密さがなければ成し遂げられず、お互い傷ついてしまう可能性ももちます。





そして、便意や尿意を引き出すことができるか?それを伝えてもらう信頼関係が築けるか?






も重要であるということを改めて感じました。






介護施設で、利用者の方にお通じがあったことに対して「おめでとう、よかったですね」と声がけされていたシーンに出会ったことがあったのですが、今回いろいろ調べてみて排泄を自力ですることの重みを再確認しました。








参考 三好春樹監修・東田勉編著『完全図解 介護のしくみ』2011年、講談社 pp210~215 



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