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おばんでございます、樫山です（･∀･）。




先日、鍼治療をさせていただいた患者さんが……


「もっと早く鍼治療受けていればよかった～。」



と、仰っていました。



この患者さんだけに限らず、よくこう仰る方がいらっしゃいます。



それだけ体に何かあった時に鍼治療を受けるという選択枝、鍼治療の信頼度というものが少ないということなんでしょうか…。

　

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この患者さんは、会社のチームで野球をやっていて、肩を痛めてしまい、腕が挙がらなくなり、投球が出来ないということで鍼治療を受けに来られました。



治療を開始した日には、夜寝ている時に肩が痛んだり、鞄を持つのも痛かったりと、日常生活にも支障が出るようになってきてしまっている状態でした。



また、野球の練習では、痛みで投げられない状態にも関らず、代打や代走という投球をしなくてもいいような形での参加になっていて、せっかく休日返上で参加しているのに、不完全燃焼で終わってしまうということでした。




どうにか痛みがとれて、少しでも投げれるようになってくれればと、鍼治療に来られました。




私も野球をやっていたので、このような痛みは経験があり、とても気持ちがわかります。




１回目の治療が終わり、２回目、３回目と治療に来た時には、だいぶ痛みが取れていて、腕の挙がり方も改善されている様子でした。




この調子なら投げれるようになるかもと、とても嬉しそうにされていました。




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多くの人に鍼治療を認知、信頼してもらうには、目の前の患者さんに良くなってもらうことが１番だと思います。




この患者さんのように、私の治療が良い結果に繋がった症例は、まだまだ未熟な私にもいくつかあります。




しかし、良くならない症例の方がまだまだ多く、良くなった症例はごくごく僅かで、悔しい想いと、申し訳ない気持ちでいっぱいです。




もっといろんな患者さんに治ってもらうように、鍼灸師である私自身が努力をしていかなければなりません。




そして、なにかあったらまず鍼治療に行こう！となるように、目の前の患者さんを一人一人良くしていこうと思います。



そんなことを感じた、患者さんの言葉でした。




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