東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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いのちの踊り

2012.03.05

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こんばんは、下里です


先日映画『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』を見ました





ピナ・バウシュはドイツの舞踊家・振付家・演出家です。
ダンスと舞台が一体となった前衛的な作品を発表し続け、それこそ世界中の舞台人に影響を与えたのでした。(いまも、、、



映画は代表作品『春の祭典』を舞台上から写した冒頭部分から、早くも脳味噌を揺さぶられるような、衝撃的な体験で、頭で考えるのではなく、全身で受け止めるような見方を迫られました。


じつは、10年前にも同じ『春の祭典』を引きで写した映像を見たことがあったのですが、今回3Dでダンサーたちの息遣いとともにみた映像はすごく生々しくて




すさまじかった




「言葉では、言い尽くせないものを現すのが踊り」



という彼女が創り上げる、言葉を超えて、魂が、ほとばしるような舞台の数々。



表現しようとする物の本質に迫らないと、あんな作品にはならないと思います。



すばらしい創造性と、演出力。



他人を、あんなに引きだすなんて、一体ピナ・バウシュは何を見つめていたのでしょうか。



「ピナは、なんでも見抜く。小手先の踊りは通じない」とダンサーがインタビューに答えていたのに納得しました。





生きることが、表現することで、表現することが生きることだった彼女の姿に胸を打たれました。







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