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こんばんは、森岡です(^_^)

今週、８日で立冬です。
この立冬が来ると、あーもうすぐ今年も終わりだなぁって感じます。

年をとるにつれ、一年が過ぎるのが早いって言いますが、あれ本当ですね（笑）

なんでなんでしょう？？？


まぁそれは置いといて・・・

最近、風邪っぴきさんが多いです。

それも、高熱や咽喉の痛みが非常にきついもの。

熱邪によって引き起こされる、「温病（うんびょう）」ってやつです。

（冬は寒邪によって引き起こされる「傷寒病（しょうかんびょう）」が主なものです。）


これは、今時期のおかしな気候に、多分に影響されている証拠です。

もう、すでに立冬だというのに、このポカポカ陽気。

患者さんの中には「暖かくて体が楽だわ～。」なんて人もいる。


しかし、冬には冬の持分がある。

冬に吹く風は、北西の風が正しいとされている。


それに反すると、人は病気になると古典で繰り返し述べている。


だが、ここ最近の風には南の風が混じっている。

（温暖化の影響なんでしょうかね～。。。）


この季節に反する風のことを、

「虚邪賊風（きょじゃぞくふう）」

という。


『素問・上古天真論篇』では、

「虚邪賊風、これを避くるに時有り。」

といっている。

「虚邪賊風が吹くようなときは、これを避け、しっかり養生しましょうね～。」

ってな感じです。


では、どのようにするの？？？


というと、このあとに有名な一文がくるわけです。


「恬憺虚無(てんたんきょむ)なれば真気之に従う。精神内に守らば病安(いずく)んぞ従い来 たらん。」

とてもすばらしいこと言っていますね。

簡単に言えば、

「心がさっぱりとしてわだかまりが無ければ、体内の気はそれに応じてよく巡る。心が内で落ち着いていれば、病気になんかならないのだ。」

ですって。


まさにその通りではないでしょうか。。。


とらわれが無く、柔軟で動揺しない心持。


僕もそれに近づけるよう精進しなくては～・・・。



何にせよ病気にならにためには、

季節に従い、

衣食住を整え、

精神を修養し、

何事も前向きに、楽しく行きましょう

って事です（笑）


眉間にしわを寄せて生きるより、”笑う門には福来る”

の方が幸せそうですもんね～。



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