東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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痹証(その3)

2011.09.04


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こんばんは、森岡です(^_^)

前回までのお話・・・

痹証(その1)
痹証(その2)

ではでは、続き行きます!!
前回は「痹証」の定義から、「痹証」を発症する人には「正気の虚」が前提としてあるというお話でした。


「正気の虚」は様々な原因によって起こります。

飲食の不摂生、肉体疲労、精神疲労、睡眠不足、加齢、etcetc・・・

挙げればきりがありません。


そして、”この夏をいかように過ごしていたか”の問題です。


今年は冷夏でもありましたが、急に暑くなったり、涼しくなったり、雨、風、雷など、

気候の差が激しく、非常に厳しい夏でもあったかと思います。

そこで、夏に虚を引き起こしやすい生活をいくつか挙げたいと思います。


1.冷たいものの過食・過飲

ここ何日か残暑が厳しいですが、暑いとやはり冷たいものが欲しくなるのが普通です。

しかし、これが度を過ぎるとよくありません。

(私もアイスが好きで、ついつい食べ過ぎてしまいました・・・。)

冷たい食べ物、冷たい飲み物、生ものなどは、

脾の臓を傷め、体を内から冷やします。

体が過度に冷えると、体を温める”陽気”が弱り、気の弱りや陽の弱り(気虚・陽虚)を引き起こします。


まとめますと、冷たいものの過食・過飲は、

「脾の臓の虚」を生み、「気虚や陽虚」を生じる。


思い当たる節がある人が大勢いらっしゃるのではないでしょうか?


脾の臓が弱ると出る症状の1つとして「食欲不振」がありますが、

夏に起こる食欲不振といったら”夏バテ”がありますよね。

あれなんかは、脾の臓が弱ったものの一例であります。

暑いがために、冷たい飲み物をガブ飲みし、アイスを食べ、さっぱりした冷たい食事を多く選んでいたりすると、

内から冷え、脾の臓が弱り、

「あれ、最近なんか食欲が落ちてきたなぁ・・・」

ってことになっていくのです。

食事量が減ることで、気血を作る源が減り、さらに虚を酷くしていくという悪循環となります。

また、逆に夏バテしないように”スタミナつけるぞ~”ってなことで、

ガンガン飲み食いしてたら、それはそれで、脾の臓を弱らせることとなるのは言うまでもありません。


ですから、

夏に冷たいものを過食・過飲していないか?

という問題は、1つのポイントとなるであろうと思います。


次回に続く。


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この記事に関するコメント

“痹証(その3)” への2件のフィードバック

  1. 山の子供 より:

    最近、毎週楽しみに観るテレビドラマがないので、先生のブログが代わりになって丁度良かったです(笑)又、来週までお預けですね~楽しみにしてます。

  2. すたっふ より:

    山の子供さん
    引き続きのコメントありがとうございます(^_^)
    > 最近、毎週楽しみに観るテレビドラマがないので、先生のブログが代わりになって丁度良かったです(笑)又、来週までお預けですね~楽しみにしてます。
    お~テレビドラマの代わりになるとは恐縮でありますが、大変光栄でございます!!
    来週も気合入れて書いていきます☆

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