東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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原発問題(その11)

2011.05.15

こんばんは、森岡です(^_^)

前回までのお話・・・

原発問題(その1)

原発問題(その2)

原発問題(その3)

原発問題(その4)

原発問題(その5)

原発問題(その6)

原発問題(その7)

原発問題(その8)

原発問題(その9)

原発問題(その10)

続き行きます!!


前回のお話で、今なお原子炉が高熱を保ち続けてしまっている原因として、

”崩壊熱”が発生している為であり、その崩壊熱の中でも、

ウランやプルトニウムが引き起こす崩壊過程の1つを”β(ベータ)崩壊”と呼ぶ

ということを説明しました。


そして、この崩壊熱を冷やさんがために冷却用注水を増やしたりと、依然、緊迫した状態が続いております。


では、なぜこの崩壊熱が膨れ上がると危険なんでしょうか?


実はβ崩壊をしていく過程で重要な問題が発生するんです。


それは”β(ベータ)線”と呼ばれる、放射性物質を発生させてしまうのです。


いわゆる”放射線”の一種です。


これが、現在、原子炉の中に充満していると考えられます。


また、崩壊熱の熱エネルギーはかなり巨大です。

今回、2700℃以上にならないと溶けないとされている、燃料棒を覆う被覆管が溶け、

”空焚き”状態となっていたことを考えると、それを上回る高温状態であったことが予想されます。


これだけの熱があるならば、鉄鋼製の圧力容器が溶けてしまう可能性が非常に高まります。


つまり、炉心溶融(メルトダウン)です。

(因みに鉄の融解温度は1500℃程度と言われています。)


メルトダウンしてしまえば、中に充満している放射線が大気中や土中に拡散し、

その二次被害は甚大なものとなるでしょう。


少し前に、原発で作業中に被曝された作業員の方がいましたよね。

あの時、水中に漏れ出していた放射線がβ線なんじゃないかと言われております。

こういったわけで、崩壊熱を早く冷却しないと、皆さんが最も恐れている放射線が拡散し、

まさにチェルノブイリの如く、死の町と化す可能性があるということなんです。


徐々に、核心となる問題に近づいてきましたね~。。。


次回に続く。


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