東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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原発問題(その10)

2011.05.14

こんばんは、森岡です(^_^)

前回までのお話・・・

原発問題(その1)

原発問題(その2)

原発問題(その3)

原発問題(その4)

原発問題(その5)

原発問題(その6)

原発問題(その7)

原発問題(その8)

原発問題(その9)


続き行きます!!

この原発問題も書いていたらだいぶ長編になってきてしまいましたが・・・

諦めずに行きますよ~!!


今なお、原子炉に高い熱を保ち続けている原発。


本日の昼のニュースでも、3号機において原子炉圧力容器の温度が上昇傾向を示したため、

冷却用注水の量を毎時12tから15tに増やしたとの発表がありました。

ものすごい量です。


臨界はストップしているのになぜ圧力容器に依然、高い熱が発生し、鬱閉してしまうのでしょう?


それは・・・


”崩壊熱”


なるものが引き起こしているからなんです。


前回までの記事で、ウランやプルトニウムが核分裂を起こすと、

違う原子2つと、中性子数個が誕生すると説明しました。


ウランやプルトニウムは非常に重く不安定な原子でありますが、

核分裂をすることで質量の軽く、安定した原子へと変化します。


これを繰り返すことで、原子はどんどん軽くなり、分裂しない安定したものとなり、

最終的に核分裂をやめます。


不安定な原子が安定していく過程。


実は、これが核分裂の本当の意味でもあるのです。


その過程の中で放射性物質も発生しなくなっていきます。


ウランやプルトニウムが、核分裂を起こし、別の原子となり、さらにそれが核分裂を起こし、

また別の原子となり、さらにさらに核分裂を起こし・・・・・と、


原子がどんどん質量の軽い原子に姿を変化させていく過程を”崩壊”と呼び、

この反応の際に生まれる、大量の熱エネルギーのことを”崩壊熱”というのです。


現在、原子炉を熱している正体はまさに、この崩壊熱に他ならないのです。


また、ウランやプルトニウムが引き起こす崩壊のことを”β(ベータ)崩壊”と呼んだりもします。


ではなぜ、核爆発を引き起こしたりする危険性のない、崩壊熱を冷却することが急務となっているんでしょうか?


次回に続く。


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