東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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症例報告:パニック障害を患う28歳の女性②

2024.12.15

 

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こんばんは 謝敷です

 

 

今日は早速、JAMAの症例報告の内容を見ていきます。

 

 

 

今回の症例は、28歳のアメリカ人の女性で、学生をしつつ、2つの仕事をかけ持っています。

 

 

 

主訴は、動機と胸の不快感で、
3週間前から、運動をしている時に動悸や胸の不快感を感じ、
病院を受診したところ、と診断されました。

 

 

 

 

既往歴として、幼少期から不安症状(不安や心配)を有しており、
9歳の頃に心療内科を受診していました。
養子のため、精神疾患等の家族歴は不明です。

 

 

 

抗うつ剤を処方されましたが効果がなく、抗不安薬で症状が大幅に改善し、
同時に鍼治療も受け、効果があると感じていましたが、症状は出ていませんでしたが、
最近の発作の時点ではこれらの治療を受けていませんでした。

 

 

 

 

生活習慣としては、喫煙(1箱/1日)と、飲み会の場での飲酒がありますが、
最近は動悸や胸の不快感が増すため飲酒量を減らしています。

 

 

 

 

病院での受診時に、血液検査で甲状腺ホルモンを含む検査を行いましたが、すべて正常
心電図検査では洞性頻脈(速い心拍)が見られました。

 

 

 

本人は、パニック障害であることを受け入れることを拒否していましたが、
徐々に受け入れ、現在ではリラクゼーションで、
2週に1回ほどの発作をきたす程度にとどまっており、抗不安薬の必要性はごく稀となっています。

 

 

 

 

なんだか、書いていて、清明院での問診のように思えてきました笑
次回は、この女性が自身のことをどう思っているか、紹介ます。

 

 

 

(参考文献)

A 28-Year-Old Woman With Panic Disorder. JAMA. 2001;286(4):450–457. doi:10.1001/jama.286.4.450

 

 

 

 

 

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