東洋医学 伝統鍼灸 清明院

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体感時間

2011.02.17

こんばんは、松木です。

先日高校の教員をしている友人と話をしました。

そこで、教育についても少々話をしたのですが、なるほど、という話をたくさん聞くことができました。


その中で、いかに学生を授業に引き込むか、ということがなかなか難しいという話になりました。

楽しかったり、夢中であったりすると、時間の経過を早く感じることは多々あると思います。

逆につまらない、退屈なときは、いつまで経っても時間が過ぎないように感じられます。


しかし、記憶を振り返ってみると、早く経過した時間に起きたことは克明に覚えていても、退屈な時間の出来事はわりと忘れてしまっています。

これは集中しているかどうかという事が、一つの要因だろうと思います。


私はこれを、映画を観たときに強く実感します。

お笑い芸人の板尾創路さんが、自分の映画に対する評価は体感時間で決めていると以前おっしゃていましたが、好きな映画の多くは体感時間が非常に短く感じられ、かつ後々になってもストーリや細かな内容をよく思い出せます。


このような体験を「授業」という場で起こすことが、ある種の理想的な授業なのではないかと思います。


では体感時間が短く感じられる映画の要素とはいったい何なのか?


という点に着目して、過去面白かった映画をもう一度見返してみようと思った先日の出来事でした。



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